取組高から考える相場(金と白金) 金が連休明け急落、白金も3,000円割れからスタート

2020年9月23日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

NY金のETF残高は21日(月)の急落で残高は一気に31.83トンえました。

 

安いところは買いたいというような手口になっています。

 

国内金も持合いの動きでしたが、連休明け急落スタートとなっています。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 7月22日高値6,402円 8月12日安値6,412円

 

まず国内金の日足チャートは連休明けに三角持合いを下抜け、8月12日の安値6,412円や7月22日の高値6,402円などが下値の目標となる場面です。

 

しかし国内連休中にNY金はもっと突っ込んでおり、日本時間9月21日(月)23時台に、円換算で6,350円まで下がっていたんですよ。

 

きちんとチャートにすると下抜けて戻って、今の位置にいるというのが実情です。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足 8月12日安値1,874.2ドル

 

NY金三角持合いを下抜けていますねえ、8月12日の安値1,874.2ドルが下値目標になっています。

 

この時のドル円は106円後半だったので、国内金は6,412円が安値となっています。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンドは9月15日時点で価格が上昇していた為、9,000枚ほど差引買残やしました。

 

しかしこれを書いている9月23日(水)時点では1,906ドル辺りなので取組高差引買残らしているものと思われます。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

国内白金3,000円半ばから3,200円台後半ボックスでしたが、これを書いている9月23日(水)は3,000円を割っているので、下抜けた格好です。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足 8月3日安値3,008円

 

国内白金連休明けいきなり3,000円割れからスタートしました。

 

8月3日の安値3,008円を割っているので、形は悪くなっています。

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(20/10) 日足 9月3日安値882.6ドル

 

NY白金は9月3日の安値882.6ドル下回ってしまい形が悪くなってきました。

 

目先はちょっと戻りにくい形になっていますねえ、800ドル台前半があってもおかしくないチャートに見えます。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 3,703円 3,322円 3,532円 3,366円

 

金と白金の価格差(鞘)は金が急落しても白金もついて行ってしまうので、価格差(鞘)は縮まりませんねえ、白金はチャートの形が金より悪いので、縮めるには一苦労しそうです。

 

金の方が、価格が高いので、全体が売られる本当の大暴落があれば、白金は価格帯が低い分価格差(鞘)が縮まるとは思いますが、それは中々想像しづらいかもしれません。

 

縮めるには白金独自買い材料が欲しいところです。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンドの取組は9月15日時点で982.2ドルまで上昇していたので差引買残を増やしていましたが、これを書いている9月23日(水)時点では865ドル近辺なので、結構な枚数の投げが出ているものと思われます。

 

差引買残取組高らしていることも想像できます。

 

取組高から見て、出直るにはちょっと時間がかかりそうですねえ。

 

本格上昇には、やはり白金独自の買い材料が欲しいところです。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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