取組高から考える相場(金と白金) 金価格は戻りいっぱい?トランプ大統領コロナ感染で緊張が走る。

2020年10月5日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

国内金は先限の直近で6,269円を下値反発6,400円半ばまで戻ってきました。

 

NY金1,851ドルから反発です。

 

NY金ETF残高は9月23日にまとまった売りが出ましたが、その後は続かず、値段がれば買いがると買わないか、若干の売りを出す感じです。

 

国内金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 安値6,269円

 

国内金日足チャート6,269円から切り返しの形になっていますが、頭が切り下がっているので、本格反騰とはいいがたい状況です。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足 安値1,851ドル

 

こちらも1,851ドルからの切り返しですが、1,920ドルから上は上値抵抗が強そうな感じがします。

 

さて金価格ドルくなれば上昇し、ドルくなれば下落するという相関性が存在します。

 

まずはNY金60分足をご覧ください。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 60分足

 

続いてユーロドル60分足をご覧ください。

 

ユーロ/米ドル

 

上下同じくらいの本数でチャートを出してみました。

 

やはり波動似てくるんですよねえ、ただ長期ユーロドル金価格を比べた場合は、金価格が明らかに上昇しています。

 

各国、経済政策でお金を刷っている為、お金自体の価値ちているのが原因です。

 

金価格短期的な行方を考える場合は、ユーロドルのチャートを見ることをお勧めします。

 

長期的には各国が経済政策でお金を刷るので、金価格上昇傾向となります。

 

短期的ドル高傾向になると金価格下落しやすくなります。

 

この組み合わせで、短期的金価格上下をしたり、長期的には上昇したりということです。

 

金価格の行方を考える上で参考にして下さい。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金取組高ってきましたねえ、それでも価格1,900ドル近辺にいるのですから、調整はある程度進んだのかなあ?という感じはします。

 

2019年4月30日637,690枚取組高の時があり、その時の価格は1,285.7ドルでした。

 

さすがに金は注目されているので、そこまで取組高は減らないと思います。

 

減っても、後10万枚が限度かなあ?という感じがします。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

白金10月1日3,000円台回復したのですが、翌日にはトランプ大統領がツイッターでコロナに感染したとつぶやいたことから、3,000円を割るところまで売られてしまいました。

 

金との価格差10月1日には3,369円まで縮みましたが、結局9月16日3,366円を割ることができず、戻ってしまった格好です。

 

続いて国内白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足

 

まず国内白金3,000円半ば上値抵抗に下のレンジに押し戻された形になっています。

 

上のレンジと下のレンジでざっくりと2,800円から3,050円、3,050円から3,300円と250円ずつくらいのゾーンがある感じです。

 

NY金900ドル近辺が分かれ目になりそうな感じですね。

 

今は白金自体の材料が乏しいので、ボックス内の動きが続きそうです。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 3,703円 3,322円 3,550円 3,366円 3,369円

 

金と白金の価格差(鞘)持合いの様相で上下の幅が小さくなってきました。

 

若干金買い白金売り方向に抜けてきたようにも見えます。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンドは価格が戻ってきたにも関わらず差引買残らしました。

 

取組高らしています。

 

これを見ると整理商いいているように見えますねえ、本格反騰はもうちょっと玉整理進んだ後かも知れません。

 

ただ差引買残が1万枚を割ったのは去年の7月2日以来ということを考えれば、結構、玉整理が進んだのかなあ?という感じもします。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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