取組高から考える相場(金と白金と原油) 金価格は上昇に弾みが付くのか?米メキシコ湾のハリケーン「デルタ」の影響は?

2020年10月12日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

国内金6,500円台回復しました。緩やかな戻りが続いています。

 

NY金のETF残高は様子見の格好です。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

国内はこれを書いている10月12日(月)朝にトレンドラインと丁度ぶつかっています。終値でもきっちり抜いてくるか?そして6,600円台突入できるか?という場面に入ってきました。14本前の大陰線をきっちり消してくると上昇に弾みが付きそうです。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足

 

NYトレンドライン右上に少し出た形になっています。

 

とりあえずは買いの形になったのかな?という感じがします。次の日足を見たい気もします。

 

ユーロドルの日足チャートも見てみましょう。

 

ユーロ/米ドル

 

ユーロドル日足チャートは再びドル安方向へ突入した形になっています。ドル安が強まると金価格上昇しやすいので、ユーロドルから見れば金は買いやすくなってきました。

 

ただ、ここ最近はNYのETF残高をみても分かる通り、買い気が強いわけでは無いので、為替に沿った値動きになりそうです。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金は9月29日より10月6日は下落しましたが、ファンド買い越しました。

 

取組高も減ってきているので、売り方も買戻しを入れているようです。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

国内白金3,000円台半ばを10月1日に付けるも、戻り売りに遭い再び2900円台に落とされました。

 

金がしっかりしていることもあり、白金2,900円台キープしている形です。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 21/02 日足

 

ここ最近の国内白金は、上下どちらかのゾーンでの動きとなっており、今は2,800円から3,000円半ばのゾーンで動いています。

 

NY白金の日足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足

 

NY白金900ドルを挟んでの攻防という感じですねえ、為替もドル安方向にここ最近は動いているので、下値も深くない形になっています。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 3,703円 3,322円 3,550円 3,366円

 

金と白金の価格差(鞘)持合い上に抜け、価格差が拡大方向に動いています。

 

3,550円近辺で折り返せれば、ボックスに移行となりますが、果たして折り返せるのか?といった状況です。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンド玉整理が続いていますねえ、差引買残から見ると大分整理んでいます。

 

ファンドが大きく売り越してこない限り、下値は深くなりにくい状況とも言えます。

 

最後に東京原油を見てみましょう。

 

原油の一般投資家(投資家、取次者経由)日々の玉の動きと2番限月と6番限月のサヤ(価格差)です。

 

国内原油・取引内容・値段推移・2番限-6番限 終値(-は順ザヤ)

 

 

一般投資家27,000円台って、28,000円後半から売りに回ってと小さい範囲で細かく動いているようです。

 

ファンド・投資信託外国商品先物取引業者経由だけの取組推移です。

 

2020年10月9日取引終了時点 カテゴリ別取組高表(週間増減) プラッツドバイ原油10月9日 プラッツドバイ原油10月2日 プラッツドバイ原油9月25日 プラッツドバイ原油9月18日

 

 

こちらも特に大きな変化はありませんね、ファンド安いときに買い持ちをらし、高い日に買い持ちをやすトレンドフォローの動きをしています。

 

続いてNY原油、ファンドの取組推移です。

 

NY原油の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

 

NY原油ファンドは相場が大きく動いていないからなのか、玉が動いていません。

 

原油価格が大きく動くとき外的要因が強く、OPECによる供給の調整コロナにより飛行機が飛ばなくなったりして需要が一気にくなったりした時の方が、価格は大きく動きやすいようです。

 

東京原油の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 東商原油 期先つなぎ足 日足

 

 

ここ最近の国内原油27,000円割れ反発29,000円台を試すもハリケーンの影響は限定的のニュースでられた形になっています。

 

コロナの第2波が懸念され需要が細まっていきそうな中、OPECが価格をどう維持していくか?という綱引きになっていきそうです。

 

続いてNY・WTI原油の11月限日足チャートです。

 

チャート WTI原油 20/11 日足 

 

 

NY原油はここにきてボックスの値動きになるかどうかの値位置にいます。

 

ハリケーン影響限定的陰線を10月9日に引いており、直近の高値を超えてこないと、ボックスが意識されそうです。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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