取組高から考える相場(金と白金) 金とダウの相関性って?ドルと金の値動きの関係は?

2020年10月19日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

国内の金6,450円辺りを中心とした持合いの相場へ移行した感じです。

 

NY金ETF残高高いところでって安いところではらしてと、トレンドフォローのような手口になっています。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

国内の金6,300円割れから、6,500円台中盤の動きに変わってきた感じですねえ、9月23日の国内連休明けの大陰線、高値6,594円終値ベースでしっかりえてくれば、7,000円に再びチャレンジとなるのでしょうが、そこまでの力はまだ無いようです。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足

 

NY金日足チャートもパッとしませんねえ、緩やかな下降チャネルといった感じです。

 

ユーロドルの日足チャートも見てみましょう。

 

ユーロ/米ドル

 

ユーロは1.18000から上が重たいですねえ、ドル安が進む状況なら、金にも資金が入りやすいのですが、いまいち、ドル安が進む感じがしません。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンドの取組を見ると、取組高らし、差引買残らしと、あまり買い気が感じられません。どちらかというと調整色が強い感じがします。

 

これを見るとボックス相場が続くのかなあという気がします。

 

さて昔からリスク資産非リスク資産だから値動き反対になりやすいと言われています。

 

果たしてそうなのか調べてみました。

 

今年に入ってから前日比で上昇、下落を、NY金とNYダウを比べ数えています。

 

共に上昇、共に下落と、片方が高く、片方が安いというパターンを数えてみました。

 

同様にNY金ユーロドルについても数えてみました。

 

結果は下記の表になりました。

 

※相関性があると言われている方に色を付けています。

 

NYダウとNY金の相関性

 

合計185回の内ダウ高、金安、ダウ安、金高は189回中85回であまり関係ないことが分かりました。

 

昔からコメントで、リスク資産られ、逃避の買いが入ったと言われていましたが、常にそのように動いているわけでは無く、むしろ同方向に動くことの方が多いことが分かります。

 

続いてユーロドルNY金についての表です。

 

ユーロドルとNY金の相関性

 

ユーロドルの関係は、ドル安われ、ドル高られている傾向が出ていると言えそうです。

 

その傾向は5月から強く出ているような感じです。

 

ただ思ったほど、偏ってはいないのかなあ?という感じもします。

 

昔から市況などで、金価格値動き理由としてドルくなったからくなった、ドルくなったからくなったというコメントが多かったので調べてみました。

 

これくらいの割合で動いていたので、相場を考える上で参考にして下さい。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

国内白金2,900円台居心地良い価格帯な感じですねえ、下にも上にも行きづらい値動きをしています。金との価格差3,500円近辺が最近のゾーンになっています。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

国内白金日足チャートを見てもパッとせず、2,800円から3,000円中盤で、ゾーン内の値動きが続いています。上のレンジに突入するには、もう少し時間が欲しいところです。

 

NY白金日足チャートを見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足

 

こちらも国内白金同様900ドル上傘800ドル前半から900ドルゾーン内で動いています。に行くには850ドル辺り値固めをする必要がありそうです。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 3,703円 3,322円 3,550円 3,366円 3,369円 3,540円

 

金と白金の価格差はとりあえずボックス内での持合いになっています。

 

3,550円に抜けてくると3,703円チャレンジの形ですが、3,540円踏みとどまっている形です。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金取組高増えてきませんねえ、上にも下にも大きく動ける取組状況には無いようです。

 

 



-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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