取組高から考える相場(金と白金) 4年前、米国大統領選挙結果発表時、金以外急落だった。

2020年11月2日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移

 

ここにきてんできましたねえ、ドル高気味でもありますし、米国の金利上昇気味、さらに米国大統領選挙がもうすぐということもあり、手仕舞いムードが漂っています。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 安値6,269円 安値6,245円

 

国内金は9月の安値6,269円って、6,245円を付けましたが、戻りをいれました。

 

それでも切り下がりの日が続いているので、買いが安心と言える状況にはまだありません。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足

 

NY金も緩やかな下降チャネルの中といった感じで、買気はそんなに強いとは言えない状況です。

 

ユーロドルの日足チャートも見てみましょう。

 

ユーロ/米ドル

 

ユーロドルは、先々週まではユーロ高方向に動いていましたが、ヨーロッパコロナ感染者数急激な増加、それに伴うロックダウンなどもあり、先週はユーロ安ドル高へと舵を切っています。にとってはいい動きではありません。

 

続いてNY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金取組高が大分ってきました。

 

ドル高金利高米国大統領選挙などが、ポジション解消の動きに拍車をかけています。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

国内白金は、ここにきて2,800円半ばまで緩んできました。

 

外部環境は、リスク資産原油非リスク資産までもが弱い状況なので、白金もご多分に漏れず売られている格好です。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

国内白金は2つに分けたゾーン下限に近付いています。

 

波乱を起こす米国大統領選挙を前に、何とも言い難い場所にいます。

 

平時ならば、ゾーン内の動きに収まる事が多いですが、日本時間に判明する米国大統領選挙の結果は乱高下要因なので、注意が必要です。

 

NY白金日足チャートを見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足

 

NY白金の日足チャートも当然パッとしませんねえ、850ドル辺りで値固めをできるか?というチャートに見えます。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 3,703円 3,322円 3,550円 3,366円 3,550円

 

金と白金の価格差(鞘)三角持合いを形成しています。

 

こちらはレンジ内の動きと言えそうです。

 

続いてNY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンドは、価格の上昇と供に買いを入れてきましたが、ここ最近の下値探りで、再び投げさせられていそうです。

 

外部環境い為、中々上値追いにはなりにくい状況と言えそうです。

 

まずは、米国大統領選挙の結果と政策の行方待ちといった状況のようです。

 

さて今週はいよいよ、米国大統領選が行われますねえ、第一回のテレビ討論会を見たのですが、討論というよりは、ののしりあっているように見えてひどかったんですよ。

 

それでも、そのどちらかがアメリカ大統領になるのですから、いやがうえにも相場いてしまいます。

 

4年前のヒラリーとトランプの争いは丁度日本時間日中立会い中に、トランプ優勢となり大暴落したんですよねえ。

 

その頃は、トランプ不利で、もし大統領になったら暴落だと言われていました。

 

しかし結果は全くの反対で、翌日には、から為替から値段を一気に戻しドル円などは買いトレンドとなったんですよ。

 

前もって言われていたことは一体何なのだろうと思いました。

 

当日のドル円は、105円12銭からヒラリー優勢で、105円89銭辺りまで円安が進んだ後、日本時間午前10時過ぎにはトランプ優勢に変わり、ドル円は101円15銭まで円高になったんですねえ。

 

日本株も同様に、前日より110円57銭高い1万7281円95銭からスタートし、ヒラリー優勢1万7427円71銭まで買われ、トランプ優勢の報道で前日より1059円57銭安1万6111円81銭まで売られ、結局終値は前日より918円94銭安1万6251円54銭で終わりました。

 

しかし、翌日日経平均は前日より1092円88銭高1万7344円42銭で終わり、ドル円106円台に戻しています。

 

さて、商品はというとフジフューチャーズ口座をお持ちの方は見ることができる、相場表過去という機能が最近できました。4年前の米国大統領選挙の結果発表当日の相場表と翌日の相場表を張り付けています。

 

まずは、国内金相場表16年11月9日と翌日10日の相場表です。

 

相場表(過去)大阪金161109

 

当日は強烈な円高にも関わらず、プラスサイドで引けたんですねえ、強烈な円高に対してさらに上を行く金現物の買いが出た格好でした。値幅の割には大出来高となりました。

 

相場表(過去)大阪金161110

 

翌日株高円安となりましたが、トランプ大統領の掲げた政策は、将来の金高を想像させるものでしたから、前日の反動は出ていません。

 

続いて4年前の米国大統領選挙結果発表、当日の国内白金相場表です。

 

相場表(過去)大阪白金161109

 

こちらは、金とは違い、円高には勝てず、マイナスサイドへ沈みました。それでも 白金現物われていたので、この程度の下げで済みました。大商いになっています。

 

相場表(過去)大阪白金161110

 

翌日は株や為替同様に戻りを入れた格好です。

 

続いて4年前の米国大統領選挙結果発表、当日国内原油相場表です。

 

相場表(過去)東商原油161109

 

原油も結構、外部環境に引きずられる下げとなりました。

 

相場表(過去)東商原油161110

 

翌日には結構強い戻りを入れています。

 

4年前大統領選挙発表当日相場表翌日相場表を張り付けてみました。当日も金以外は安くなりましたが、翌日には大幅反発ですよ。

 

投げさせられた人から見たら、翌日の反発は頭に来ちゃう値動きでした。

 

さて今回の米国大統領はどちらに決まり、どのように動くでしょうか?

 

4年前は上記のような値動きをしました。

 

相場を考える上で参考にして下さい。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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