取組高から考える相場(金と白金) 金価格の下落は第3四半期、中央銀行10年ぶりの売り越しが効いているのか?

2020年11月24日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移 米国10年債利率推移

 

国内金は3連休明け、急落から始まってしまいました。週末はしっかりで取引を終えたのですがねえ。

 

ここ最近のETF残高い気にしく、決済方向の動きが強かったですし、がればられる動きに変わっても来ています。本来の動きとも言えそうです。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

国内金下降チャネル継続ですねえ、中々、上昇トレンドとならず、緩やかな下降トレンドが続いています。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/12) 日足 11月9日安値1,848ドル 11月23日安値1,828ドル

 

NY金は11月9日の安値1,848ドルを割ってしまい、ストップロスを巻き込み1,828ドル安値を付けました。

 

こちらも下降トレンド継続となります。

 

ユーロドルの日足チャートも見てみましょう。

 

ユーロ/米ドル

 

 

こちらはドル安気味なのですが、たい値動きがここ最近続いています。

 

昨晩11月23日夜10時ごろはユーロドル1.1900えていたんですけど、NY金はむしろ少しかったんですよねえ、そしてその後のドル高の動きに合わせて急落ですから、金自体が弱い感じがします。

 

そして金の需給について詳しいワールド・ゴールド・カウンシルという金の調査機関があるのですが、第三四半期世界の中央銀行トータルで10年ぶりに売り越しに転じたらしいんですよ。このニュースが10月末に出て、それから金自体の買い気が弱まっています。

 

2020年第2四半期112トン買い越しで、第3四半期12.1トン売り越しになったというものでした。

 

新型コロナ終息の兆しを、この時期は見せていない中、金価格最高値近辺で推移していることで、現金化需要まったとの指摘があったそうです。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金取組高自体が増えてきません。価格が下がってきているので、多少人気が付いてもよさそうですが、そのような状況では無いようです。

 

今は、などのリスク資産の方へお金が回っているようです。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

ここ最近はまってきたことと、白金需給について11月19日の日経新聞に出ていたのですが、ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシルという白金国際調査機関の発表によりますと、2020年白金の需給37トン供給不足になるとの見通しを公表しました。

 

前回は9月に公表したのですが、その時は10トン供給不足でしたから、ここ最近供給不足拡大した形になったんですねえ。

 

投資需要える一方、鉱山や工場の操業停止供給ったことが供給の不足に拍車がかかったそうです。

 

それによりここ最近は、金との価格差(鞘)を縮めています。

 

ただ白金供給不足拡大要因投資需要も大きな要因なので、利が伸びれば、利食いが入る可能性も考えておいた方がよさそうです。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

国内白金は久しぶりにレンジに突入しました。

 

白金供給不足拡大と、金買い白金売り巻き戻しなどが白金価格を押し上げているようです。

 

NY白金日足チャートを見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足

 

NY白金は右上に出た形となり、週明けは金の下落に引っ張られる格好です。

 

1,000ドル近辺再びチャレンジできるのか?という位置には来たと思います。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 4月2日2,977円 6月9日3,005円

 

金と白金の価格差(鞘)持合いに抜けてから、急激に鞘を縮めてきました。

 

6月9日に付けた3,005円や4月2日の2,977円などが目標になってきます。

 

金と白金の価格差(鞘)でも不思議とテクニカルな動きをするんですよねえ。

 

NY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金取組高やし、差引買残やしているので、資金流入を感じる形です。

 

後は、この流れが続くか?という感じだと思います。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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