取組高から考える相場(金と白金) 金価格は停滞してしまうのか?それとも?

2020年12月14日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移 米国10年債利率推移

 

国内金5,900円を目先のに反発をしていましたが、6,280円戻り一杯にして、緩んできました。

 

NY金ETF残高はここ5営業日、増減していません。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 11月30日安値5,900円

 

国内金日足チャートは、9月10月末辺りに付けた、下限上値抵抗に緩んでいる形です。

 

一応11月30日安値当面の底値としたいところですが、いまいち、力強さに欠ける値動きです。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(21/02) 日足

 

NY金1,850ドルを超えて上のレンジに入ったのですが、とりあえず、はじき返された形になりました。

 

今は、ドル安傾向なので、金価格を保っているようにも感じます。

 

ユーロドルの日足チャートです。

 

ユーロ/米ドル

 

 

ユーロドル日足を見ると、今の金価格は安く感じますねえ、今、ドル高傾向だったら金価格はどれだけ下落していたのか?と考えるとちょっと怖くなります。

 

個人的に見ている今年に入ってからのNY金/ユーロドルのグラフも見てみましょう。

(NY金の終値をユーロドルで割ったものをグラフにしています。)

 

NY金/ユーロドル 1,330 1,435 1,484 1,744 1,490 ※上に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が買われている状況 下に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が売られている状況。

 

 

これを見ると、現時点で、金(ゴールド)そのものは、強く無いのが分かります。

 

今はビットコインにお金が向かっているようです。

 

もし1,484下抜けてくると、3月31日に付けた1,435が目標になってきます。

 

その前の1,330コロナショックで、全てが大きく売られたときだったので、ここまで見る必要は無いのかもしれません。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンド価格上昇と共に差引買残やしてきました。

 

ここ最近はドル安傾向ということもあり、取組高やし、金(ゴールド)への資金流入も多少は出てきた感じです。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

国内白金価格上昇と共に、取組高を徐々にらし一般投資家利食いが進んでいるものと思われます。

 

取組高6月5日20,668枚が恐らく過去20年くらいで最低水準なので、再びそれに迫る勢いです。

 

国内白金取引の衰退を感じざるを得ません。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足 高値3,584円

 

大阪白金の週足チャートも見てみましょう。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 週足 高値3,679円 高値3,584円

 

まず白金国内日足チャートは、3,584円高値3,400円辺り値固めをできるか?という形になっています。

 

白金高値維持できないイメージが結構あるので、ここ最近の取組高り具合は理解できます。

 

国内白金週足は今年1月の高値3,679円に届いていない形なので、値固めをして上へ向かえるか?となっています。

 

白金コロナでの採掘操業減投資需要増加による供給不足でここまで上昇していますから、投資需要が増えるか、利食いが出るかで、大分意味合いが変わってきます。

 

工業需要が伸びての供給不足ではないところが、上値追いには怖いところかもしれません。

 

採掘、操業減による供給不足がさらに拡大すれば、上昇には安心となります。

 

NY白金日足チャートです。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 日足 高値1,093.1ドル

 

NY白金日足チャートは、1,093.1ドルまで一気に駆け上がったのですが、勢いが止まると、利食いが集まった形となり一時1,000ドルる場面もありましたが、そこからは反発の形となり、揉み合いになっています。

 

NY白金週足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/01) 週足

 

ここ4年くらいの高値を一気に上抜けたのですが、走らず小休止となってしまいました。

 

1,000ドル台を維持できるか?そして再び上に向かえるか?という状況です。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 2,161円 3,005円 3,703円 2,693円

 

金と白金の価格差(鞘)は6月9日の3,005円を下抜けてから、2,700円割れまで下げ、小休止となっています。

 

NY白金、ファンドの取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金1,000ドルえてから、取組高を大きくやしてきました。

 

ただ今年の1月頃は、取組高10万枚以上ファンド差引買残7万枚近辺まで増えて、それでやっと1,000ドル超えでしたから、その時と比べて値段が軽い感じもします。

 

ファンドは、値段がに行けばってくるし、に行けばってくるトレンドフォローがメインなので、もし白金の値段が軽くなっているのであれば、上にも下にも大きく動きやすい状況かも知れません。

 

 



-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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