取組高から考える相場(金と白金) 金価格は切り返しの様相、本格反転になるのか?

2020年12月21日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移 米国10年債利率推移

 

先週の国内金上昇の週となりました。

 

しかしNY金ETF残高減少米国10年債利率上昇で必ずしもに追い風となったわけではありませんでした。

 

上昇要因は、ドル安によるインフレヘッジ金買いが入ったようです。

 

大阪金の日足チャートを見てみましょう。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足

 

国内金日足チャートは下値を切り上げ、丁度、上値抵抗辺りにいます。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(20/xx) 日足

 

NY金日足チャートは、下降チャネルの中、戻りを入れています。

 

しかし、1,900ドル近辺は10月に揉み合ったところで、上値抵抗として機能しそうです。

 

ユーロドルの日足チャートです。

 

ユーロ/米ドル

 

 

ユーロドル日足チャートは、上昇トレンド継続中です。

 

今の金価格は、ドル安サポートされている面が強い為、ユーロドルチャートは見ておく必要があります。

 

NY金/ユーロドルのグラフも見てみましょう。

 

NY金/ユーロドル 1,484 1,744 1,490 ※上に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が買われている状況 下に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が売られている状況。

 

 

NY金/ユーロドルは11月30日の1,490を下値に戻りを入れています。

 

しかし、NY金ETFなどに強い買いが入らない為、ドル安が強いわりにNY金価格上昇がゆっくりです。

 

8月6日から11月30日までの下げ道中は、ドル安になろうとも、NY金価格下落気味だったことを考えると、ドル安に併せ上昇しているので、最悪期は脱しているようです。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金ファンド取組推移は、下落をしましたが、大きな玉の動きはありませんでした。

 

整理わった後なので下落をしても、11月30日の安値を抜くには、エネルギーが足りない状況です。

 

続いて白金の価格と金の鞘(価格差)を見てみましょう。

 

国内白金・取引内容・値段推移(金と白金の価格差推移)

 

白金3,300円前半から3,500円近辺のゾーンで動いています。金との価格差も金がドル安で強張っている為、詰まってきません。

 

続いて大阪白金の日足チャートです。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 日足

 

大阪白金の週足チャートも見てみましょう。

 

チャート 大阪白金 期先つなぎ足 週足 高値3,679円 高値3,584円

 

まず国内白金日足チャートを見てみると、3,400円挟んでの値動きになっています。

 

高値を目指すには、ひとまず終値3,500円超えてくることかもしれません。

 

また、週足チャートから見る上値目標3,584円3,679円となります。

 

コロナにより採掘が進まない状況と投資需要の増加が供給不足を呼んでいるので、価格上昇すれば、投資需要利食い売りが出ることも念頭に入れておいても良さそうです。

 

NY白金日足チャートです。

 

チャート NY白金 中心限月(21/xx) 日足

 

NY白金1,000ドルから1,050ドル辺りで揉み合っています。

 

三角持合いのようにも見えます。

 

とりあえず抜けた方向についていくのがセオリーとなる場面です。

 

NY白金週足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY白金 中心限月(21/xx) 日足

 

NY白金1,000ドル台が中々定着しないのですが、3週続けてっています。

 

ここを固めることができれば上値チャレンジも可能となってきます。

 

金と白金の価格差(鞘)日足終値チャートです。

 

鞘チャート 大阪金 期先つなぎ足 大阪白金 期先つなぎ足 日足 2,693円

 

ここ最近いので、2,693円が当面の下値候補になりそうです。

 

ここを抜けてくるには金価格の下落が必要になってきますが、それにはドル高による下落かもしれません。

 

NY白金、ファンド取組推移です。

 

NY白金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY白金ファンド6週連続買い越しとなっています。

 

取組高えてきているので、資金流入も感じ取れます。

 

踏み上げ相場になっていないので、ここ最近の白金の取組高としては、強さを感じます。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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