取組高から考える相場(金) 金価格はボックス圏の値動き、今後の動きをどう考える?

2021年2月8日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移 米国10年債利率推移

 

国内金は2月1日に6,322円まで戻しを入れましたが、その後は失速となり、5日には6,070円まで突っ込み、これを書いている8日は値段を戻し6,160円近辺となっています。

 

NY金ETF残高は1,800ドル割れで買いを入れ、戻りで売っています。最近は逆張りの手を振っている感じです。

 

米国10年債利率は、上昇傾向継続中となっており、金の足を引っ張っている状況です。

 

大阪金の日足チャートです。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 5,900円 6,055円 6,070円

 

国内金日足チャートは、戻りを入れるも売られました。直近の6,055円は割れなかったので、ひとまず小休止ですが、上値を追っていける状況には無いようです。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(21/04) 日足 11月30日安値1,767.2ドル 安値1,784.6ドル

 

NY金の日足チャート1,850ドル売の形になっています。1,800ドル割れは一応買われていますが、上値が重たくなっているので、少し心配の形になっています。

 

ユーロドルの日足チャートです。

 

ユーロ/米ドル

 

 

ユーロドルは1.2000を割ってからドル高に振れ、それと合わせるように金(ゴールド)急落となりました。しかし翌日にはドル安となり、金価格戻しました。ユーロドルの戻りに対し、金(ゴールド)の戻りは若干弱い感じもします。

 

NY金/ユーロドルグラフです。(算出にはNY金の終値とNY金取引終了時間のユーロドルの値を用いて計算しています。)

 

NY金/ユーロドル 1,484 1,744 1,648 1,490 1,589 1,497 ※上に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が買われている状況 下に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が売られている状況。

 

 

NY金/ユーロドルをグラフで見ると、三角持合いを形成中で、下値では何とか踏みとどまっている形となっています。

 

NY金ETF残高推移のグラフです。

 

NY金ETF残高(t)

 

NY金のETF残高は緩やかな売却傾向となっています。

 

米国10年債利率推移のグラフです。

 

米国10年債利率

 

 

米国10年債利率上昇傾向継続中となっています。

 

金(ゴールド)にとっては逆風の指標が続いています。

 

この状況では、為替がドル安に動いても、金価格自体の戻りは鈍くなってしまいます。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金取組高減少が続いています。

 

去年の3月には125万枚取組高がありましたから、大分減ってしまいました。

 

金(ゴールド)の人気離散が続いています。

 

 



-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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