取組高から考える相場(金) 国内金価格は5,900円を下抜けず、持ちこたえた格好。

2021年3月1日 投稿

 

まずは金の価格と、NY金ETF残の推移から見てみましょう。

 

国内金・取組内容・値段推移 NY金・ETF残高推移 米国10年債利率推移

 

国内金はここにきて下げ始め、2月26日(金)の夜間取引では5,904円安値を付けました。しかし去年の11月30日の安値5,900円抜けずに堪えています。

 

NY金ETF残高減少が止まりません。

 

米国10年債の利率は2月25日には1.5%え、株式や商品市場に動揺が走りました。

 

大阪金の日足チャートです。

 

チャート 大阪金 期先つなぎ足 日足 安値5,900円

 

国内金日足チャートは、11月30日の安値5,900円割り込まず、何とか堪えています。

 

テクニカル的には1回止まってもという場所ですが、外部環境(NY金ETF残高、米国10年債、ドルの価値)が良くないので、戻っても売りが出やすい状況です。

 

続いてNY金の日足チャートです。

 

チャート NY金 中心限月(21/04) 日足

 

NY金の日足チャートは、ポイントを下に抜けてしまったところですねえ、チャートの形は悪くなっています。

 

NY金の週足チャートも見てみましょう。

 

チャート NY金 中心限月(21/04) 日足

 

NY金の週足チャートダウントレンド継続中で、2020年に揉み合った1,700ドル近辺下値支持として機能するか?の形になっています。

 

ユーロドルの日足チャートです。

 

ユーロ/米ドル

 

 

ドル安に動いていたは、金価格戻り歩調でしたが、ドル高に振れると金価格急落になってしまいました。

 

今は、NY金ETF残高減少傾向米国10年債の利率上昇傾向で、ユーロドルのチャートに対し金価格は弱い値動きになっています。

 

NY金/ユーロドルグラフです。(算出にはNY金の終値とNY金取引終了時間のユーロドルの値を用いて計算しています。)

 

NY金/ユーロドル 1,330 ※上に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が買われている状況 下に行けばユーロドルに対し金(ゴールド)が売られている状況。

 

 

やはり、金(ゴールド)自体逆風の外部環境となっているので、ユーロドルのチャートに対し金価格くなっているのが分かります。

 

(ドル安で金価格は戻りを入れるが、ドル安分の割合で、金価格が戻れていない状況。)

 

NY金ETF残高推移のグラフです。

 

NY金ETF残高(t)

 

NY金ETF残高減少傾向が続いています。ピーク時からは185トン減らしていますが、中々減少傾向が止まりません。まずは売却傾向が止まるまでは、買いづらい感じがします。

 

米国10年債利率推移のグラフです。

 

米国10年債利率

 

 

米国10年債の利率上昇傾向で2月25日には1.530%まで上昇しました。

 

ここ最近は利率の上昇が強かったので、1.5%を超えてからは、株式市場に動揺が見られ、全体的に売られる日となりました。

 

NY金ファンド取組推移です。

 

NY金の大口投機玉(オプション取引を含む)

 

NY金取組高減少が続き、2019年4月30日以来取組高までってしまいました。

 

金(ゴールド)の人気が離散しているのが分かります。

 

ここまで取組高を減らすと、金(ゴールド)は大分玉整理んでいる感じもします。

 

2月26日の夜には1,714.9ドルまで下落したのでさらに玉整理は進んだものと思われます。

 

 


-商品先物取引の登り方- 吉田文吾の知ってお得な先物コラム

 

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