夕刊:午後から多少円高に傾いたことからか日経平均株価は140円安。東商金はほぼ変わらず。東証原油はしっかり。

    • 更新日:20/02/14
為替

本日の外為市場中盤、ドル円は109円後半で小動き。中国で新型肺炎の被害が広がり続けていることで上値は重いものの、先週に続き今週も110円超の水準に上昇する場面があるなど、短期的な流れは上向き。今晩は1月の米小売売上高が発表される。ユーロドルは1.08ドル前半まで下落し、約3年ぶりのユーロ安・ドル高水準をつけた。年初からユーロ売り・ドル買いが加速している。第1弾の米中通商合意で、米国の企業景況感がやや上向いた一方、中国では回復がみられず、中国とつながりの強いドイツ経済の行方が警戒されている。ユーロ円は119円ちょうど付近で推移。前日には昨年10月以来の安値を塗り変えている。午後に入ってもまちまち。外為市場はドル円は109円70銭台での推移。前日のロンドン市場で109円62銭を付けた後、少し値を戻してもみ合いに。東京朝方は新型コロナウイルスへの警戒感などから109円73銭を着けたが、中国株が上昇したことなどを好感してリスク警戒感が緩み、109円91銭まで。もっとも110円手前の売り意欲が継続しており、その後はドル売り円買いが優勢になってやや頭の重い展開になっている。

株式(日経平均)

本日の日経平均株価の終値は140.14円安の23687.59円。午前中は株式市場は総じて上昇。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感などから売りが先行する市場も見られたものの、押し目買いの動きなどから下げ渋るなど、小幅ながらおおむね上昇している。上海株はプラス転換したものの維持できずに再び下げに転じている。中国大陸市場で上海総合指数は小安い。ウエハメーカーの三安光電、不動産会社の保利置業集団が買われる一方で、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、酒造会社の貴州茅臺酒、保険会社の中国人民保険集団が売られている。午後に入っても新型コロナウイルスで国内で初の死者が出るなど、警戒感の高まりから売りに押された。25日移動平均線を割り込んだ後は、同線付近でのもみ合いを見せた。同線をサポートに下げ渋りを見せたものの、安値からの戻りは限定的だった。

貴金属

金先限帳入値5553円(前日比-1円)銀先限帳入値62.2円(前日比-0.1円)白金先限帳入値3425円(前日比+7円) パラジウム先限帳入値8077円(前日比+103円)東京金、銀は総じて上昇。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場のもみ合いを受けて小動きとなった。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢となった。中国の新型コロナウイルスの感染基準の変更を受けて感染者が急増した。世界保健機関(WHO)は「より幅広い定義」に基づき感染を確認するようになったため急増したと説明した。感染拡大で中国の景気減速懸念が強まると、金の支援要因になるとみられる。ただドル高となったことは金の上値を抑える要因である。白金系貴金属は、上昇。プラチナはニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パラジウムはニューヨーク高を受けて続伸した。午後に入ると動きはまちまちとなり、小康状態に。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の小動きを受け、もみ合いとなった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下落を受け、まちまちとなった。銀もニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、上げ一服となった。

石油

原油先限帳入値37950円(前日比+320円) ガソリン先限帳入値52210円(前日比+560円)灯油先限帳入値54870円(前日比+990円)東京石油市場は堅調。石油輸出国機構(OPEC)の追加減産を期待して買い戻しが優勢となっているが、石油の消費大国である中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、需要悪化見通しが上値を抑えている。円相場は1ドル=109円後半で推移しており、前日水準とほぼ変わらず。時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.01ドル安の51.41ドルで推移。午前中のレンジは51.32~51.65ドル。午後も大きくは動かず。時間外取引は51ドル台前半での小動きに終始している。前日は株安環境でも原油相場は底固く推移したが、改めて株高圧力が強まると、一段高を打診し易い。一方、新型コロナウウイルスへの警戒感を蒸し返す動きが更に強まると、週末を控えていることもあり、調整売りが膨らみ易くなる。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値182.9円(前日比+0.9円)ゴムTSR先限帳入値159.5円(前日比+4.5円)ゴムRSSは、総じて小幅高。寄り付きでは、新型コロナウイルスに対する懸念が高まったことから、売りが優勢となり、前日の夜間取引の上げ幅を縮小させた。その後、下げ渋ったが、日中取引の上海ゴムが売り物がちで推移していることから、再び売り圧力が強まり、一部限月がマイナスサイドに振れた。新型コロナウイルスの災禍が広がっている。日本でも死者が出るなど、感染拡大が続いている。これを受けて、今日の東京ゴムは上げ一服となっている。午後も動意に欠く。リスクマーケット全体の歩行性が定まらず、決定打を欠いている。上海ゴム相場は前日比で小幅安も、それほど大きな動きを見せていない。新型コロナウイルスの感染被害のリスク評価に気迷いムードが目立つ。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は23300円(前日比-60円)コーンは、まちまち。出来高が50枚に達しない薄商いで閑散商状のなか、期先2本が買い優勢。先限は110円高の2万3470円まで上昇し、高もちあい。昨日のシカゴ安に逆行高。シカゴ夜間取引は小動き、円相場は1ドル=109.80円水準でこう着状態で推移し、新規材料不足。2万3500円が抵抗線になるが、2万3400円台を維持か。午後に入ってもまちまち。前半から午後の取引は期先2本が買い優勢。先限は一時110円高の2万3470円まで上昇。上げ幅を縮小も小高く推移した。しかし引け前にマイナスサイドに軟化し、60円安で引け。期中7月限が200円安ながら期先11月限は60円高。


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