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夕刊:海外重要イベントを控え見送り姿勢が強まり日経平均は小動き、東京金は4500円手前で足踏み

    • 更新日:17/05/23
為替
NY時間でメルケル独首相の発言を受けユーロが買われユーロ高ドル安となったことからドルが円に対しても弱含みドル円が下落した流れを受け23日午前の東京為替市場のドル円相場はNY市場よりも20銭程度円高ドル安が進み1ドル=111円05銭前後で取引が始まった。日中取引では英国のコンサート会場での爆発で多数の死者が出たとの報道でテロの疑いが強まり、リスク回避の円買いで一時110円台後半まで円高ドル安が進んだが日経平均が小幅安ながら底堅い動きとなったことからドルが買い戻されドル円は111円前半まで値を戻し、111円前半でほぼ横ばいで推移した。午後は、トランプ政権の予算教書の提出やFOMC議事録要旨公表などの重要イベントを控え様子見となりドル円は111円前半の狭いレンジの中で動意薄となったものの引け間際に日経平均が下げ幅を拡大するにつれてドル円も下落し、再度111円台割れとなった。15時15分現在、1ドル=111円00銭。
株式(日経平均)
23日午前の東京株式市場はトランプ政権のロシア疑惑の広がりに対する懸念から機関投資家が様子見姿勢を強める中、為替市場の円高進行と英国の爆破テロの報道からリスク回避の動きが強まり、利益確定売りが優勢となって日経平均株価は前日比30円54銭安の19647円74銭と反落して寄り付いた。ザラ場では円高が一服したことや前日の米株式市場の3日続伸で東京株式市場への先高期待も強く、幅広い銘柄に押し目買いが入り一時プラスに転じる場面もあった。その後は小幅安ながら前日終値を挟んで底堅く推移した。前引けの日経平均株価は前日比24円32銭安の19653円96銭で前場の取引を終了した。後場は手掛かり材料難で見送り気分が強まり、前引け近辺でほぼ横ばいで推移したが取引終了間際から持ち高整理の売りで次第に下げ幅が拡大傾向となった。大引けの日経平均株価は前日比65円00銭安の19613円28銭と小幅反落して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4491円(前日比+13円)。銀先限帳入値は61.1円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3398円(前日比+33円)パラジウム先限帳入値は2722円(前日比+25円)東京金は、NY金高と原油高で買いが優勢となり続伸して始まった。寄り後は英国の爆破テロやNY金夜間取引の堅調が下支えとなり底堅い動きとなったものの4500円手前からは戻り売り圧力も強く、高値圏でのもみ合いとなった。プラチナはNY高と英国の爆破テロへのリスク回避の動きから買い先行で始まった。高寄り後も金の堅調な動きに支援され買い戻しで上値追いとなり大幅続伸、一時3400円台を回復した。
石油
原油先限帳入値は36860円(前日比-260円)。ガソリン先限帳入値は49580円(前日比-290円)。灯油先限帳入値は49550円(前日比-390円)。)原油は、円高が重石となったことや3日続伸した後ということもあって寄り付きは利益確定売りが優勢となり小幅反落して始まった。寄り後はNY夜間取引が下落基調となったことから徐々に下げ幅を拡大させ37000円台を割り込んだ。その他石油製品も原油安に連れ安となり4日ぶりに反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は233.1円(前日比+5.4円)。夜間取引は小幅堅調に推移し、前日比プラス圏で終了。日中立会は堅調を維持して始まり、上海夜間市場やシンガポール市場が堅調に推移した事から続伸し、期近限月が踏み上げ相場となり、一時ストップ高まで急伸。先限は231円の節目を突破すると期近の急騰を横目に235.4円の高値を付けた。その後も買い方の利食い売りをこなしながらも堅調を維持した。近年まれに見る国内在庫の低水準を背景に231円をサポートラインとして4月の下落幅の全値戻り250.8円を試す流れか。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は22180円(前日比-200円)。大豆先限帳入値は46650円(前日比+60円)。コーンはシカゴ高で買い先行となり小幅高で寄り付いた後、円高とシカゴ夜間取引の軟調で上値が抑えられ利食い売りで3日ぶりに反落した。大豆は相変わらず商いが低調で玉次第となる中、シカゴ高と円高が綱引きとなり小口の買い物で小幅ながら反発した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月リッチモンド連銀製造業指数(予想15 前回20)
23:00米4月新築住宅販売件数(前月比)(予想-1.8% 前回+5.8%)

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