夕刊:NY株高を背景に好業績銘柄への物色意欲高まり、日経平均は小幅続伸。

    • 更新日:17/07/27
為替
NY時間で公表されたFOMCの声明文がハト派的内容だったことで早期の利上げ観測が後退したことからドル安円高が加速した流れを受け27日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より70銭程度ドル安円高の1ドル=111円20銭台で取引が始まった。日中取引ではドル円は一時110円90銭近辺まで下落したが日経平均が安寄り後反発に転じたことから円高が一服となりドル円は111円近辺まで値を戻した。その後は110円90銭前後で小幅は値動きで推移したが日経平均の上げ幅拡大で111円台を回復した。15時15分現在、1ドル=111円03銭。
株式(日経平均)
27日の東京株式市場は外国為替市場の円高が嫌気され売り優勢で始まり日経平均株価は前日比23円58銭安の20026円58銭と小反落して始まった、寄り後は任天堂や日本電産など好決算を発表した銘柄中心に好業績期待からの押し目買いの動きが広がり、日経平均は戻り歩調を辿り反発に転じた。その後円高が重石となり上値が抑えられ日経平均は小幅高ながら小動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比43円25銭高の20093円41銭で取引を終了した。後場は指数先物へまとまった買いが入ったことをきっかけに日経平均は一時100円超上昇した。上昇一服後大引けにかけ戻り売りで日経平均は伸び悩み前日比29円48銭高の20079円48銭と小幅ながら続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4493円(前日比+25円)。銀先限帳入値は59.7円(前日比+1.0円)。プラチナ先限帳入値は3331円(前日比+2円)。パラジウム先限帳入値は3010円(前日比+10円)。FOMCの声明文がハト派的内容で早期の利上げ観測が後退し米債券利回りが低下したことを受けドル安となったことが好感されドル建て現物相場が上昇した流れを引き継ぎ東京金は買いが優勢となり大幅高で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調が下支えとなったものの円高による割高感から上値も重く寄り値近辺で一進一退の動きとなった。プラチナはNY安とドル建て現物相場の上昇が綱引きとなり売り買い交錯し前日終値と同値で寄り付いた。寄り後は円高で買い手控えられ寄り値を挟んで小動きで推移し、ドル建て現物相場の堅調に後押しされ小幅ながら反発した。
石油
原油先限帳入値は34880円(前日比-150円)。ガソリン先限帳入値は48500円(前日比-230円)。灯油先限帳入値は48480円(前日比-620円)。東京原油は3日ぶりに反落した。前日のNY原油がEIAの週報を好感し続伸したものの東京原油は急騰後の材料出尽くし感もあり円高進行とNY原油夜間取引が弱含みとなったことを受け利益確定売りが優勢となった。
ゴム
ゴム先限帳入値は214.5円(前日比+0.3円)。東京ゴムは上海夜間安と円高・原油安で売り先行となり反落して寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが夜間終値から下げ幅を縮小したことから東京ゴムも一時値を戻す場面もあったが上海ゴムの戻りが一服し値を消すにつれ東京ゴムも売り直され下げ幅を拡大させた。その後上海ゴムが切り返すと東京ゴムも買い直され次第に下げ幅を縮小し、プラス圏へ浮上した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21700円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は49210円(前日比+40円)。シカゴ市場の反発を受け東京コーンも買い先行となり小幅反発して始まった。寄り後は円高で上値が重くなり、戻りの鈍さから弱もち合いとなった。大豆はシカゴ高を受け買い先行で始まるもコーン安につれ上げ幅を縮小した後は閑散商いで玉次第となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米6月耐久財受注(前月比)(予想+3.7% 前回-0.8%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)

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