夕刊:日経平均 前日大幅安の反動高

    • 更新日:19/03/26
為替

26日の東京外国為替市場で円相場は小動き。H110.24銭-L109.94銭値幅30銭。世界経済への先行きの不確実性が引き続き意識され、円買いが優勢となった。円は前日比で下げに転じる場面もあった。この日の日経平均株価が堅調に推移したことや、10時前の中値決済に向けてドルがやや不足だったことで円は10時すぎには110.20銭前後まで下げた。円は対ユーロで反落した。円安・ユーロ高水準で推移している。円が対ドルで下落する場面で対ユーロでも売りが出た。ユーロは対ドルで反発した。ドル・円は110円付近での底堅い値動きだが、動意は薄い。世界的な景気減速への懸念から、引き続き円買いに振れやすい。ただ、米10年債利回りが前日の海外市場で2.37%台まで低下した後、足元では2.43%台に持ち直し、ドル売りは後退している。これまでのレンジは、ドル・円は109.94銭から110.24銭。ユーロ・円は124.35銭から124.79銭、ユーロ・ドルは1.1310ドルから1.1322ドルで推移。

株式(日経平均)

26日の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比428円39銭高(2.15%)高の21428円39銭と大幅反発で取引を終えた。TOPIX:1617.94 +40.53 2.57%高、マザーズ:940.76 +14.54 1.57%高。米国株に下げ止まり感が出たことで不安心理が後退。日本株は前日大幅安の反動もあり、買い戻しが先行した。3月末の配当・優待権利取りの買いに加え、配当再投資の先物買いの思惑も支えになった。上げ幅は一時450円を超えたが、世界景気の減速懸念は払しょくできず、前日下落分をすべて取り戻すには至らなかった。本日は、3月期決算企業の配当権利付き最終売買日となる。公的年金などの機関投資家は、3月期末配当の権利落ちにより株価指数などのベンチマークと実際のパッシブ運用資金のリターンが乖離することを防ぐため、権利付き最終売買日前後に指数先物を代用し、配当落ち分の買い入れに動くとみられている。こうした需給要因も相場上昇の要因となっている。東証33業種がすべて上昇。その他製品、陸運、金属製品、医薬品などが上昇率上位に並んだ。米国株が上昇基調に戻るのかまだ見極めにくい。今日の東京市場は短期筋主導での反発と思われる。今後は決算シーズンまで模様眺め気分が広がりやすい。前日比の上げ幅は450円超に達し、21400円台前半で推移した。大引けにかけ、期末配当の再投資に絡んだ先物買いが膨らむとの観測が引き続き相場を押し上げている。相場急伸を受け、前日の急落時に持ち高を売りに傾けていた短期スタンスの海外投資家が、株価指数先物に買い戻しを入れている。東証1部の売買代金は3兆2338億円、売買高は17億4104万株だった。値上がり銘柄2001、値下り銘柄116、変わらず23。

貴金属

金先限帳入値4658円(前日比+18円)銀先限帳入値55.2円(前日比+0.5円)白金先限帳入値3007円(前日比+14円)パラジウム先限帳入値5166円(前日比+7円)東京金、銀は総じて反発。金は、NY高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安とドル建て現物相場の上げ一服を受けて揉み合いとなった。銀もNY高を受けて先限が反発した。金は、12円~18円高。銀は、0.3円安~0.5円高。3月の独IFO業況指数は99.6と前月改定値の98.7から上昇し、事前予想の98.5を上回った。前月まで6ヶ月連続で低下していた。米国債の10年利回りが低下しており、ドルの上値が重くなり金は、堅調となった。プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムとも、反発した。プラチナは、NY高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安となったがドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられた。パラジウムは、NY高を受けて買い優勢となった。プラチナは、6円~19円高。パラジウムは、7円~116円高。プラチナは、金堅調を受けて前日のアジア市場で押し目が買われた。上海プラチナの出来高が増加しており、実需筋の安値拾いの買いが入った。NY市場で米10年債利回りが低下していることも支援要因となった。

石油

原油先限帳入値44660円(前日比+440円)ガソリン先限帳入値55440円(前日比-)灯油先限帳入値60900円(前日比-)東京石油市場は、堅調。週明けのNY原油は続落したものの、ブレンド原油が反発したことで国内市場は買い優勢。世界的な景気減速に伴う石油需要の下振れ懸念は後退している。日中取引開始後、東京原油先限は44790円まで水準を切り上げ、夜間取引の高値である44800円に接近した。東京ガソリンは、2019年10月限は、55330円で発会した後、55710円まで強含む場面があった。原油は、120円~440円高。ガソリンは、490円~630円高。灯油は、480円~630円高。25日、ポンペオ米国務長官は、ロシアのラブロフ外相とベネズエラ情勢について電話会談をした。マドゥロ政権に対するロシア軍のいかなる支援も非難する立場を示し、非建設的行為を停止するよう要求した。

ゴム

ゴムRSS先限帳入値183.7円(前日比-)ゴムTSR先限帳入値162.2円(前日比-0.7円)東京ゴムRSSは、軒並み安。上海ゴムが軟調に推移していることを受けて、売りが先行している。寄付き直後は、下げ渋りの場面もあったが、その後、徐々に地合を弱めている。TSRもシンガポールTSR20安を背景に、売り先行の展開となった。東京RSSは、下値を試す展開となっている。2019年9月限は、184.6円で発会した後、地合を緩め183.0円まで一時下落した。上海ゴムが弱地合いを継続していることもあり、売り意欲が強い。目先、180円を試す可能性もありそうだ。世界的な景気減速懸念が台頭し始めており自動車販売が世界的規模で減速し始めていることからゴム相場にとって下値模索相場状況継続になったといえよう。

とうもろこし・大豆

コーン先限帳入値は24710円(前日比+220円)東京コーンは、期先中心に上昇。25日のシカゴ小幅続伸、先限が夜間取引を終値で24500円台を維持して引けた強きのテクニカル要因から買い優勢。先限から上げ幅を拡大し、期先11、1月限も追随した。先限は、24740円まで上伸し、今月7日の高値24800円に接近した。東京コーンは、直近の高値更新を継続。出来高もそう多くはなく、ローカルマーケットに変わりは無いが、昨日から買戻しによる踏み上げ相場で説明できない上昇となってきている。米国中西部の洪水、冠水が発生し、先付けの遅れ、大豆への転作が懸念されている。となった。11月限以外は、プラス圏を回復。期先は、24320円まで下落し、夜間取引の安値24290円に一時接近したが下値を切り上げプラス30円高まで戻った。



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