朝刊:ダウは三日連続の続伸、前日比214ドル高。ゴールドは反落。オイルは三日続伸。

  • 更新日:19/05/17

2019/5/16 付 中心限月価格<現地時間>

銘柄 限月 終値 前日比
NY金 19/06 1286.2 -11.6
NY銀 19/07 1453.9 -27.3
NY白金 19/07 833.6 -14.1
NYパラジウム 19/06 1324.7 -8.2
NY原油 19/06 62.87 0.85
NYガソリン 19/06 206.18 4.91
シカゴコーン 19/07 379.00 9.50
シカゴ大豆 19/07 839.75 4.25
NYダウ 25862.68 214.66
ドル/円 109.84 0.26
ユーロ/ドル 1.1172 -0.0029
NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=109円80銭~90銭で取引を終えた。16日朝に発表された住宅や雇用関連の米経済指標が市場予想を上回り、米経済は底堅いとの見方を背景にドル買いが優勢になった。トランプ大統領がファーウェイとZTEが製造した通信機器の米国内での販売制限に繋がる大統領令に署名し、米商務省が取引しようとする米企業に許可取得を義務付けを発表した。中国側からの抗議も出ており、米中間の対立も激化しそうな状況だが、きょうの市場はリスク回避の雰囲気は広がっていない。米株式市場も上昇する中、為替市場はドル買いが優勢となった。市場がネガティブな反応を見せない明確な理由は見当たらないが、米中問題のエスカレートでドル円も一時109円割れを試すなど、今月に入って相当程度下げている。その分、過熱感も出ており、買戻しの好機となっているようだ。ただ、110円台にはなお慎重な雰囲気も見られる。

NYダウ

米株式相場は3日続伸し、ダウ工業株30種平均は前日比214ドル66セント(0.8%)高の25862ドル68セントで終えた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が75.90高の7898.05、S&P500が25.36高の2876.32。トランプ大統領はファーウェイとZTEが製造した通信機器の米国内での販売制限に繋がる大統領令に署名した。更に米商務省は取引しようとする米企業を許可取得の義務付け対象リストに追加すると発表。70社程度が対象となる見通しだ。中国側からは抗議のコメントも出ており米中間の対立激化から米株も時間外で売り優勢となっていたが、米中問題をきっかけに、今月に入って既に株価も相当程度下げていることから下値では押し目買いも入って来ているようだ。

NY貴金属

ニューヨーク金は反落、銀は続落。終値の前日比は、金が11.7~11.1ドル安、中心限月の6月限が11.6ドル安、銀が27.4~27.2セント安、中心限月の7月限が27.3セント安。金6月限は反落。時間外取引では、株安などを受けて小じっかりで推移したが、欧州時間に入ると、ユーロ安などを受けて戻りを売られた。日中取引では、ドル高や株高を受けて売り優勢となった。16日朝発表の米経済指標が総じて市場予想を上回り、主要通貨に対してドルが上昇した。ドルの代替投資先とされる金先物には売りが優勢だった。銀7月限は、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となり、昨年11月以来の安値 1451.5セントを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は3日続伸した。WTIで期近の6月物は前日比0.85ドル高の1バレル62.87ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.82~0.85ドル高。その他の限月は0.10ドル安~0.78ドル高。サウジアラビアの石油施設やタンカーに対する攻撃が行われ、その背後にイランの存在が疑われていることで中東の地政学的リスクが高まっている。サウジは石油施設への攻撃をイランが命令したとの認識を示しており、ドローンでパイプラインを攻撃したイエメンのフーシ派に対する空爆を行った。イスラム教シーア派武装組織であるフーシ派はイランの支援を受けつつ、イエメン西部を実効支配し、これまでも弾道ミサイルで繰り返しサウジを攻撃している。

シカゴコーン・大豆

コーンは期近の中心限月が小幅続伸。終値の前営業日比は変わらず~9.50セント高。中心限月の7月限は9.50セント高の379.00セント。大豆は続伸。終値の前営業日比は0.75~5.00セント高。中心限月の7月限は4.25セント高の839.75セント。米コーンベルトに低気圧が広がり降雨が見込まれていることで作付遅延が高まるなか、買い優勢となった。米コーンベルトでは土壌水分が過剰な状態が続いているなかでの降雨であり、次回発表の作柄報告では作付の遅延状況がさらに深刻化するとの懸念が高まった。純輸出成約高はインパクトはあまりなかったものの、小麦高も買いを支援するなか7月限は前日の高値を上抜き、一時3月29日以来の水準となる380.75セントを記録。そこから値を落とすことなく、高値に近い水準のまま取引を終えた。


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