朝刊:本日ベテランズデーで米為替市場は休場。ダウはまちまち。ゴールドは3ヵ月ぶりの安値。オイルは反落。

  • 更新日:19/11/12

2019/11/11 付 中心限月価格<現地時間>

銘柄 限月 終値 前日比
NY金 19/12 1457.1 -5.8
NY銀 19/12 1680.2 -2.1
NY白金 19/01 880.6 -12.5
NYパラジウム 19/12 1656.0 -52.6
NY原油 19/12 56.86 -0.38
NYガソリン 19/12 160.99 -2.38
シカゴコーン 19/12 373.25 -4.00
シカゴ大豆 19/11 905.00 -14.50
NYダウ 27691.49 10.25
ドル/円 109.01 -0.23
ユーロ/ドル 1.1033 0.0015
NY為替

ロンドン外国為替市場で英ポンドは対ドルで急伸した。英国時間16時時点では、前週末の同時点と比べて0.0080ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.2870~80ドルだった。カナダ市場も英霊の日で休場となっており、参加者が極端に少ない市場となった。 ロンドン市場で香港でもの激化で警官隊が実弾を発射との報道などを嫌気したリスク警戒感からのドル売り円買いに抑え、108円台まで値を落としたドル円は、その後109円台まで値を戻す展開に。もっとも参加者が少ない中で値幅は小さく、109円10銭程度まで。NY市場朝方に動きを見せたのがポンド。12月12日の英下院総選挙に向けた選挙戦が繰り広げられる中、ブレグジット党のファラージ党首が317選挙区で保守党と争わずと発言。現在世論調査での支持率第4位の同党は、保守党以上にEU離脱に積極的な姿勢を示す党で、EU離脱に反対姿勢を示す支持率2位・3位の労働党・自由党と違い、保守党と支持層が被るとみられていただけに、今回の発言を受けて保守党の単独過半数確保の可能性が強まったという見方が台頭。ポンドの急騰につながった。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸した。前週末比10ドル25セント高の2万7691ドル49セントで終え、連日で過去最高値を更新した。香港情勢への警戒感から、売りが先行したものの、航空機のボーイングなど個別に材料が出た銘柄が買われ、指数を押し上げた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が11.04安の8464.28、S&P500が6.07安の3087.01。ベテランズデーで債券市場が休場となり、市場参加者が細る中、小幅な値動きで引けた。NYダウは、香港で警官がデモ参加者に発砲するなど、香港情勢への警戒感などから売りが先行した。その後、航空機ボーイングが墜落事故を起こした737MAXの出荷を12月に出荷を再開できるとの見通しを発表したことで、NYダウはプラス圏に転じた。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続落。終値の前日比は、金が8.3~5.7ドル安、中心限月の12月限が5.8ドル安、銀が2.3~1.8セント安、中心限月の12月限が2.1セント安。金12月限は続落。時間外取引では、香港デモに対する懸念による株安を受けて堅調となった。日中取引では、米中の通商協議の進展期待などを受けて戻りを売られると、時間外取引の安値を割り込んで下げ幅を拡大し、8月2日以来の安値1448.9ドルを付けた。中心限月として8月上旬以来ほぼ3カ月ぶりの安値を付けた。米株式相場の先高観が根強く、リスク回避目的で買われてきた金から資金流出が続くとの観測から売りが出た。 銀12月限は、金軟調につれ安となって急落し、8月7日以来の安値1663.0セントを付けた。売り一巡後は買い戻されて下げ一服となった。

NY原油

NYMEXで原油先物相場が3営業日ぶりに反落した。WTIで期近の12月物は前週末比0.38ドル安の1バレル56.86ドルで終えた。米中貿易協議の不透明感が続き、世界景気の減速を警戒した売りが優勢となった。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.38~0.36ドル安。その他の限月は0.33~0.04ドル安。 イランで大規模な油田が見つかったと発表されたことが相場を圧迫した一方で、米中通商協議が第1段階目の合意に近づいてるとみられることが相場を支えた。ベテランズデーでニューヨーク市場全体の動意が限られたことは原油の値動きも抑制した。イランのロウハニ大統領は南西部フーゼスタン州で、埋蔵量530億バレルの油田を発見したと発表した。発表通りであればイランの埋蔵量はサウジアラビアやベネズエラに次ぐ世界第3位となるものの、イランは米国の制裁を受けており、原油輸出が制限されていることから、供給拡大はほとんど懸念されていない。サウジの国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を控えた嫌がらせとの見方もある。原油価格はIPOの成否に影響する。サウジとイランは犬猿の仲。

シカゴコーン・大豆

コーンは軒並み反落。4.75~2.00セント安。中心限月の12月限は4.00セント安の373.25セント。大豆は揃って続落。終値の前営業日比は14.50~5.75セント安。中心限月の1月限は14.00セント安の917.00セント。前週末にUSDA月例需給報告での19/20年度イールド下方修正を手掛かりにして買い優勢で運ばれた後で手仕舞い売りが主体となったことで軟化した。大豆市場の軟調な足取りも弱材料視されるなか軟化。中心限月の12月限は前日の安値を割り込むことはなかったが、安値に近い水準での終了となった。


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