朝刊:ダウ8ヶ月ぶりの高値更新!ドル高、株高行進はいつまで続くのか?

  • 更新日:18/09/21

2018/9/20 付 中心限月価格<現地時間>

銘柄 限月 終値 前日比
NY金 18/12 1211.3 3.0
NY銀 18/12 1426.2 2.2
NY白金 18/10 834.2 12.3
NYパラジウム 18/12 1044.20 13.40
NY原油 18/10 70.80 -0.32
NYガソリン 18/10 201.46 -0.61
シカゴコーン 18/12 352.50 6.75
シカゴ大豆 18/11 850.25 20.25
NYダウ 26656.98 251.22
ドル/円 112.43 0.19
ユーロ/ドル 1.1772 0.0104
NY為替
きょうのNY為替市場はドル売り・円売りの動きが強まる中、ドル円はロンドンフィキシングにかけて買いが加速した。朝方はドル売りが優勢となり112円割れを試す動きも見られたものの、112円台は維持される中、ダウ平均が最高値を更新するなど米株式市場が力強い動きを続けておりドル円も買い戻しが出ている模様。米国債利回りは朝方の上げを帳消しにしており、ドル買いのフォローはないが、株高・円安の動きがドル円を押し上げている。米中貿易問題はエスカレートしているものの、経済への影響は思ったほどではないのではとの楽観的な見方も市場には広がっているようだ。ドル円はストップを巻き込んで一気に112.50円水準の突破を試す動きが見られ112.60円付近まで上昇する場面も見られた。112.50円を超えてくると中間期末に絡んだ日本の輸出企業の売りオーダーも大量に観測され、その売りを吸収して112.50水準を完全突破できるか注目される。その場合、次の上値メドは7月に付けた年初来高値の113.15円付近が意識される。円は対ユーロで大幅に下落し、前日比1円40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=132円45~55銭で取引を終えた。一時は132円52銭と4月下旬以来の円安・ユーロ高水準を付けた。ユーロは対ドルで大幅に続伸し、前日比0.0100ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1770~80ドルで終えた。一時は1.1785ドルと7月上旬以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。貿易摩擦への警戒感を背景にドル買いが続いていたため、過度の懸念の後退を手掛かりにユーロ買い・ドル売りに勢いが付いた。
NYダウ
今日のNY株式市場でダウ平均は続伸し最高値を更新。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が251.22ドル高の2万6656.98ドル、ナスダック総合指数が78.20高の8028.23、S&P500が22.80高の2930.75。米中貿易問題はエスカレートしているものの、予想ほど米経済への影響はないのではとの楽観的な見方が市場に広がっている。関税発動発表で、ある意味悪材料出尽くし感も出ており、株式市場は再び買いの動きを強めているようだ。また、為替市場でドル安が進んでいることもフォローとなっている。しかし、株高のペースが少し速いだけに、市場では「さすがに楽観が過ぎるのではないか」との警戒感も出始めている。貿易交渉の長期化や「中間選挙」前後に米政治情勢が不安定になる可能性、利上げによる米景気の鈍化懸念など長い目で見たリスク要因はまったく消えていない。
NY貴金属
ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が2.7~4.0ドル高、中心限月の12月限が3.0ドル高、銀が2.2~2.6セント高、中心限月の12月限が2.5セント高。金12月限は続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争に対する懸念後退を背景としたドル安を受けて堅調となったが、買い一巡後は戻りを売られた。日中取引では、ポンド主導でドル安に振れたことを受けて地合いを引き締めた。ニューヨーク金12月限は、続伸。時間外取引では1205.1~1211.4ドルのレンジで推移、前日比1.9ドル高の1210.2ドルとなった。12月限は、高寄りしたのち、ドル安を受けて堅調となったが、買い一巡後は上げ一服となった。外国為替市場でドルがユーロなどの主要通貨に対して下落し、ドルの代替投資先とされる金に資金が流入した。
NY原油
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.45~0.32ドル安。その他の限月は0.46~0.20ドル安。トランプ米大統領が石油輸出国機構(OPEC)に原油価格を下げるよう繰り返した。トランプ大統領はツイッターで「米国は中東諸国を守っており、米国なしで中東はかなり長い期間に渡って安全ではいられない。しかし、中東諸国は原油価格をさらに押し上げている。われわれはこのことを覚えておく。独占OPECは価格をすぐに引き下げなければならない」と述べている。11月には米中間選挙を控えている。OPEC加盟国とロシアを含む主要産油国は23日にアルジェリアで会合を開き、米国の経済制裁によるイランの供給減を増産によって補うかどうかについて話し合う。会合の結果を見極めたいとの雰囲気が広がり、買いに傾いた持ち高を中立方向に戻す目的の売りを誘った。19日夜の時間外取引で一時は71.81ドルと期近物として7月中旬以来ほぼ2カ月ぶりの高値を付けた後とあって、目先の利益を確定する売りが出やすかった。
シカゴコーン・大豆
コーンは総じて大幅続伸。終値の前営業日比は0.50~6.75セント高。中心限月の12月限は6.75セント高の352.50セント。大豆は軒並み大幅続伸。終値の前営業日比は13.25~20.25セント高。中心限月の11月限は20.25セント高の850.25セント。米コーンベルトでの雨とこれに伴う収穫遅延、作柄悪化に対する懸念が強まったことで買いの手が入った。また、週間純輸出成約高が事前予想を上回る強気な内容だったことが買いを支援したうえ、大豆高も強気材料となるなか12月限は一時9月13日以来の高値となる355セント台を示現。終値ベースでも350セント台を維持した。12月限は時間帯取引開始後は、アジアの時間帯を通して始値の345.25セントを前後する小動きにとどまり、欧州の時間帯に入ってからも中盤までは同様の展開が続いた。
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