朝刊:ダウはほぼ横ばいの3ドル安。ゴールドは続伸。オイルは続落。

  • 更新日:19/07/19

2019/7/18 付 中心限月価格<現地時間>

銘柄 限月 終値 前日比
NY金 19/08 1428.1 4.8
NY銀 19/09 1619.8 22.7
NY白金 19/10 849.9 2.8
NYパラジウム 19/09 1511.9 -31.3
NY原油 19/08 55.30 -1.48
NYガソリン 19/08 183.42 -4.45
シカゴコーン 19/12 429.75 -11.75
シカゴ大豆 19/11 899.00 -1.50
NYダウ 27222.97 3.12
ドル/円 107.30 -0.66
ユーロ/ドル 1.1277 0.0053
NY為替

ニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=107円25銭~35銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて利下げ観測が強まり、ドルが主要通貨に対して売られた。午後になってウィリアムズNY連銀総裁の発言が伝わり、「経済が極度の不安に陥った場合はFRBは積極的に行動すべき」との見解を示していた。今週発表になった米小売売上高が強い内容となり、市場では7月FOMCでの利下げ期待は根強いものの、0.5%の大幅利下げ期待は大きく後退していた。しかし、市場の一部ではその可能性は排除できないとの見方も出ている状況。また、トランプ大統領が「イランの無人機を米海軍が防衛のため撃墜した」と発表したことで、リスク回避の円買い圧力も加わっていたようだ。ドル円はきょうの下げで21日線を下放れる展開を見せており、6月からのリバウンド相場を失っている。早期に21日線付近まで戻せないようであれば、目先は6月安値の106.80円を試す可能性も高まりそうだ。

NYダウ

米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比3ドル12セント高の27222ドル97セントで終えた。前日のネットフリックスの低調な決算が嫌気されハイテク株中心に売りが先行し、一時は150ドル安まで下げた。終値の前日比は、ナスダック総合指数が22.04高の8207.24、S&P500が10.69高の299 5.11。午後になってウィリアムズNY連銀総裁の発言が伝わり、「経済が極度の不安に陥った場合はFRBは積極的に行動すべき」との見解を示していた。今週発表になった米小売売上高が強い内容となり、市場では7月FOMCでの利下げ期待は根強いものの、0.5%の期待は大きく後退していた。しかし、市場の一部ではその可能性は排除できないとの見方も出ている状況。

NY貴金属

ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は、金が4.7~4.9ドル高、中心限月の8月限が4.8ドル高、銀が22.3~23.0セント高、中心限月の9月限が22.7セント高。金8月限は続伸。時間外取引では、ドル安が支援要因となる場面も見られたが、ドル安が一服すると、戻りを売られた。日中取引では、予想以上の米フィラデルフィア地区連銀業況指数によるドル高が圧迫要因になったが、序盤の売りが一巡すると、押し目を買われて堅調となった。引け後はニューヨーク連銀総裁やトランプ米大統領の発言を受けて急伸し、一代高値1449.7ドルを付けた。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で金融緩和に前向きな姿勢をみせ、米連邦準備理事会(FRB)が大幅利下げに踏み切るとの思惑が強まった。金利の付かない金の投資妙味が意識され、買いが膨らんだ。銀9月限は、金堅調につれ高となった。引け後はドル安を受けて一段高となり、2月20日以来の高値1638.5セントを付けた。

NY原油

NYMEXで原油先物相場は4日続落した。WTIで期近の8月物は前日比1.48ドル安の1バレル55.30ドルで取引を終えた。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.50~1.48ドル安。その他の限月は1.51~0.83ドル安。買い手がかりは多かったものの、米中貿易摩擦の長期化による石油需要の下振れが警戒されている。先月末の米中首脳会談を経て公式の通商協議が再開されているが、協議は行き詰まっているとみられている。中国は米国の農産物の輸入を拡大していないほか、米国に協議を進めるうえで敵対的な関税の撤回を求めている。米国としては、中国側が合意を履行するか不透明であり、最終合意後も関税を維持する構え。米国はファーウェイに対する制裁緩和の内容について正式な発表をまだ行っていない。

シカゴコーン・大豆

コーンは総じて大幅反落。終値の前営業日比は11.75セント安~0.25セント高。出来高の少ない期先のみがプラスサイドで終了。中心限月の12月限は11.75 セント安の429.75セント。大豆は期近の中心限月が続落。終値の前営業日比は1.50セント安~1.25セント高。中心限月の11月限は1.50セント安の899.00セント。米コーンベルトでは高温多湿となっているが、今週末までには気温が低下するとの予測が発表されたことを受けて高温とこれに伴うストレスに対する懸念が後退したことで売りが膨らんだ。米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高は事前予想の下限に近くやや弱気な要因。12月限は7月3日以来初めて430セントを割り込んだうえ、終値も安値に近い水準となった。


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