フジフューチャーズ週間展望

  • 更新日:19/02/15

先限週足4本値

銘柄 始値 高値 安値 帳入値 前週末比
4607 4682 4605 4648 △ 39
白金 2804 2836 2782 2791 ▲ 12
原油 40750 43860 40640 43490 △ 2,700
為替

今週の為替は正午前週比でドル円は51銭円安の110円27銭、ユーロ円は2銭円安の124円47銭、ユーロドルは0.0051ドル高の1.1287ドルとなっている。2月8日米国時間の取引はドル堅調な動き。前日にトランプ大統領の「関税引き上げ期限前に習主席と会談することはない」との発言を受け、市場は米中貿易協議への懸念を若干高めた格好。米株市場は反応したものの、ドル円は小幅な値動きに留まった。一方、ユーロは重くユーロドルは1.13ドル台前半に下落。イタリアは今年の成長見込みを1%下方修正し0.2%とし、イタリア債も売られ10年債は3%に再び上昇していた。国内3連休明け12日火曜日の入電はドル買い。北京で次官級の米中貿易協議が再開しており、期待感が出ている模様。一部報道で、中国との首脳会談を3月に「マールアラーゴ」で開催することについて非公式に協議したと伝わった。ドル円は110.45円付近まで一時上昇。200日線が111.30円付近に来ているが、その水準を目指すか注目される。一方、ユーロドルは一時1.1265ドル付近まで下げ幅を拡大。12月、1月に強いサポートとなっていた水準をブレイクしている。市場からは、企業の信頼感が低下し続けており、ユーロ圏の景気減速は鮮明になっているとの声も多く聞かれる。13日の入電はドル安。前日東京時間にドル円は110円65銭まで上昇していたが、欧州時間から米国時間に入るところで、戻り売りに押された格好。前日からの110円台を固める動きが続いており底堅さを見せている。目先は2つのリスクの動向に注目となっている。米中貿易問題と米政府機関閉鎖。米政府機関閉鎖については、きのう米上下両院の交渉担当者が国境警備予算を巡り原則合意した。あとはトランプ大統領のサイン待ちではあるが、壁建設予算は盛り込まれたものの予算規模は13億7500万ドルと大統領が要望していた57億ドルには遠く及んでいない。大統領はまだ正式な判断は下していないが、政府機関の閉鎖はないであろうと述べていた。その一方で非常事態宣言の発令には可能性を残している状況。いずれにしろ閉鎖は回避できそうな気配で、リスク選好のムードにつながっている。米中貿易問題にも楽観的でトランプ大統領はこれについて、習近平国家主席との会談は現時点では3月実現の計画はないとする一方、3月1日の期限延長にはオープンと述べていた。3月1日の期限までに何らかの部分的な合意が出るのではとの期待感も高まっている。ユーロドルは買い戻しが強まり1.13ドル台を回復。1.12ドル後半の水準がサポートしている格好。ただ景気減速が鮮明になってきたユーロ圏に弱気な見方も増えつつある。14日の入電はドル買いが優勢。ドル円も買い戻しが強まり111円台に上昇した。ユーロドルは戻り売りが強まり、1.12ドル台に再び下落。ロンドン時間に発表になった12月のユーロ圏鉱工業生産は予想以上の減少でユーロが弱まり、この日の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回りドル買いが活発化した格好。15日の入電はドル売り。米国時間朝方発表の12月の米小売売上高発表後にドル売りが強まった。米小売売上高は予想外の大幅な減少となりドル円も戻り売りが強まる展開。一時110.50円近辺まで下落した。前日は111円台に上昇し、111.30円近辺に来ている200日線を試す感もあったが、抵抗が強く押し戻された格好。弱い米小売売上高は利益確定売りを誘発した。今回の小売売上高は政府機関閉鎖など特殊要因が影響した模様。ユーロドルは買戻しが強まり、一時1.13ドル台を回復。ユーロ圏GDP改定値とドイツのGDP速報値が発表あり、ユーロ圏GDP改定値は予想通りの内容。ドイツのGDPは前期比0%と予想は下回ったものの、マイナス成長はかろうじて回避された。ユーロは今回買戻しが入ったが、悪くなかっただけで先行き懸念は払拭されていない。

貴金属

3連休明け12日火曜日の東京金は続伸スタート。木曜日には4682円まで買われる場面があるも金曜日にかけて失速、それでも週足は続伸の形。2月8日米国時間のNY金4月限は反発。時間外取引では1311.5~1317.2ドルのレンジで推移、米国時間日中取引は株安などを背景に時間外取引の高値を突破し、堅調となった。戻りを売られる場面も見られたが、1315.7ドルで押し目を買われると、1319.5ドルまで上昇する場面もあった。終値は1318.5ドル。米中の通商協議に対する懸念を受けて株安に振れたことが支援要因。通商問題を巡り今月11日に次官級会談を行い14~15日に北京で両国高官が会談する。国内3連休明け12日火曜日NY金4月限の入電は反落。時間外取引ではドル高を受けて軟調、米国時間日中取引は1307.1ドルまで下落したのち、株安を受けて押し目を買われて下げ一服。その後1313.9ドルまで戻すも、ドル高を受け上げ一服。終値は1311.9ドル。13日NY金4月限の入電は小反発。時間外取引の後半からジり高となり、1317.80ドルまで上昇。前日11日の高値1318.7ドルが抵抗線になったが堅調に推移。米国時間日中取引は米株が大幅高となったことが圧迫要因となり、上げ幅を縮小も米中通商交渉協議に対するリスクヘッジとしての買いもあり、1318.3ドルまでジリ高。しかしその後は戻り売りが出て1311ドル台まで上げ幅を削る場面があった。後半から終盤に再度、買い優勢となり、1316ドル台に再上昇。終盤の取引は1314ドル台で堅調な値動き。ドル安が支援要因、米10年債利回りが、2.6%台後半に上昇したことが圧迫要因だった。終値は1314.0ドル。14日NY金4月限の入電は小幅続伸。時間外取引では、欧州時間からのドル高に上値を抑えられ、1312.3~1317.6ドルのレンジで推移。米国時間日中取引はインフレ抑制などを背景に押し目を買われて地合いを引き締め4日以来の高値1321.7ドルを付けた。その後は、ドル高を受けて上げ一服となり、序盤の安値を割り込むと、1308.5ドルまで下落する場面もあった。終値は1315.1ドル。15日NY金4月限の入電は小反落。時間外取引では、堅調となる場面も見られたが、ポンド主導でドル高に振れ戻りを売られた。1304.7~1312.6ドルのレンジで推移。米国時間日中取引は米小売売上高の急減を受け下げ一服。時間外取引の高値を突破したことや、ユーロの押し目が買われたことを受けて堅調となり、1317.4ドルまで戻す場面もあった。終値は1313.9ドル。NY金:CFTC建玉明細によると大口投機家玉は(発表は現時点ではなく、1月15日時点となります。)87931枚の買越し。12月31日(123772枚買越し)より縮小。ニューヨーク証券取引所の金ETF残高は、先週末比6.44トン減の796.854トンとなった。3連休明け12日火曜日の東京白金は反落スタート。8日金曜日夜間取引は高かったものの、国内休日の外電が安かった。木曜日まで持合うも、金曜日に緩んだ格好。2月8日米国時間のNY白金4月限は反発。時間外取引では株安を受けて軟調となったが、欧州時間に入り、金堅調を受け地合いを引き締めた。米国時間日中取引は押し目を買われて堅調。終値は802.5ドル。国内3連休明け12日火曜日NY白金4月限の入電は反落。時間外取引では、ドル高を受けて軟調、米国時間日中取引は株安も圧迫要因となって下値を試し、昨年12月18日以来の安値786.0ドルを付ける場面もあった。終値は786.6ドル。13日NY白金4月限の入電は反発。時間外取引では、アジア、欧州株の上昇に支援され買い先行。米国時間日中取引は米株の上昇、金に対しての割安感に支援され、上げ幅を拡大し、794.8ドルまで上昇する場面があった。米中通商交渉への期待感も買い材料になった。終値は789.6ドル。14日NY白金4月限の入電は続伸。時間外取引では安値拾いの買いが入るも、欧州時間に入りドル高に上値を抑えられた。米国時間日中取引は金堅調につれ高もドル高で上げ一服。終値は791.6ドル。15日NY白金4月限の入電は反落。欧州時間からのドル高や米小売売上高急減を受けて軟調に推移、米国時間日中取引は米小売売上高の急減や株安を受けて一段安、昨年9月以来の安値780.9ドルまで売られる場面もあった。その後は、ユーロの押し目が買われたことを受けて下げ一服、終値は789.2ドル。NY白金:CFTC建玉明細によると大口投機家玉は(発表は現時点ではなく、1月15日時点となります。)7729枚の買越し。12月18日(12457枚買越し)より縮小。

原油

3連休明け12日火曜日の東京原油は反発スタート。週末金曜日まで強く、週足は持合を上抜ける格好。2月8日米国時間のNY原油3月限は小反発。時間外取引で3月限は52.08ドルまで下落したのち、下げ一服となった。米国時間日中取引は52.99ドルまで上昇したのち、株安や米リグ稼働数の増加を受けて戻りを売られたが、52.20ドルで下げ一服となった。終値は52.72ドル。国内3連休明け12日火曜日のNY原油3月限は反落。時間外取引で3月限は軟調に推移。米国時間日中取引後も売り優勢で、51.23ドルまで一段安となるも引けにかけ戻し、終値は52.41ドル。先週、米下院司法委員会がOPEC加盟国を反トラスト法違反で提訴することを可能にする、石油生産輸出カルテル禁止(NOPEC)法案を全会一致で可決したことは協調減産の逆風となっている。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの産油国はこの法案の可決を受け、「産油国同盟」の組織設立を見送り、「仕組み」作りについて協議するという。OPECとロシアは、4月17~18日にウィーンで会合を行う。13日NY原油3月限の入電は反発。時間外取引で堅調に推移し、米国時間日中取引序盤には54.05ドルまで買われる場面もあった。その後は失速し、終値は53.10ドル。サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が3月の生産量を一段と減らし、日量で約980万バレルとすると述べたことや、米中通商協議に対する期待感がこの日の買い材料。米エネルギー情報局(EIA)が月報で、米原油生産量の見通しを上方修正したことが圧迫要因。19年の米原油生産量見通しは平均で日量1241万バレル、従来は同1207万バレル=EIA、20年の米原油生産量見通しは平均で日量1320万バレル、従来は同1286万バレル=EIA、2020年の10―12月期には日量1345万バレルまで拡大する見通しをEIAが発表した。14日NY原油3月限の入電は続伸。時間外取引で3月限は堅調に推移、米国時間日中取引は米石油協会(API)が発表した週報で、原油在庫が市場予想に反して減少したことが支援要因54.60ドルまで買われる場面もあった。引けにかけては失速し終値は53.90ドル。15日NY原油3月限の入電は続伸。時間外取引で3月限は54.68ドルまで堅調に推移、米国時間日中取引はマイナス転換すると53.08ドルまで急落した。ただ、売りは続かず、プラス転換して引けた。終値は54.41ドル。昨年12月の米小売売上高が大幅に落ち込んだことで、世界的な景気減速や石油需要の下振れ警戒感が強まったが、米株式市場が安値から切り返したことが原油相場を押し上げた。米政府機関の閉鎖によって米小売売上高(12月の米小売売上高は総合・前月比が1.2%減)に影響を受けたとみられており、今回の急減を真に受けた動きは続かなかった。NY原油:CFTC建玉明細によると大口投機家玉は(発表は現時点ではなく、1月15日時点となります。)306925枚の買越し。12月18日(298713枚買越し)より拡大。米ベーカーヒューズ社が発表した米国内の原油稼働中のリグ(掘削装置)数は854基となり、前週の847基から7基増えた。米石油協会(API)が2月5日(東京時間2月13日6時30分)週報で原油在庫の市場予想は240万バレル増加、発表は原油在庫は前週比99万8000バレル減 、ガソリン在庫は前週比74万6000バレル増、 留出油は前週比248万1000バレル減、オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比50万2000バレル減。米エネルギー情報局(EIA)週報、原油在庫事前予想は266万バレル増、原油在庫363万3000バレル増(4億5084万バレル)、ガソリン在庫40万8000バレル増(2億5830万バレル)、留出油在庫118万7000バレル増(1億4020万バレル)、クッシング地区原油在庫101万6000バレル減(4161万バレル)。石油製品供給統計週報(石油連盟)平成31年2月3日~2月9日、週間原油処理量2万8074KL増(356万410KL)、ガソリン在庫3万8014KL増(170万5384KL)、灯油在庫11万9862KL減(180万1040KL)。

今週の相場格言

一粒万倍、努力から
僅かな利益も積もり積もれば大きくなります。相場を張る場合は、最初から一攫千金を夢見るのではなく、小さな利益を積み重ねる心構えが大切です。

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