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取引所編

ザラバ取引

取引時間

・東京商品取引所

夜間立会:PM4:30~AM5:30(ゴム市場:PM4:30~PM7:00)
日中立会:AM8:45~PM3:15

※前営業日の夜間立会+当日の日中立会が1計算区域として扱われます

※取引時間に関する詳しい情報は、トレード最新ガイドをご覧ください

取引の仕組み

「価格優先の原則」及び「時間優先の原則」に従って取引が行なわれます。
市場に出された注文の中で、売りと買いの価格と数量が一対一の関係で合致する部分ごとに 取引が成立し、個々に約定価格が形成されていきます。

複数約定価格

ザラバ取引では、売買が成立するごとに約定価格が形成されるため、同一商品の同一限月に、 いくつもの約定価格が存在することとなります。
ただし日中及び夜間の寄付では手法を採用し、単一約定価格を「寄板合せ」手法を採用し、 単一約定価格を形成します。

2つの原則

ザラバ取引には、注文の優先順位に関する2つの原則があります。

1.価格優先の原則

成行注文
指値注文より優先的に約定
売り指値注文の場合
より低い指値注文が優先的に約定
買い指値注文の場合
より高い指値注文が優先的に約定

2.時間優先の原則

同価格の注文が複数出された場合、より早く取引所に受け付けられた注文が優先的に約定

売買注文の種類について [東京商品取引所]

弊社で採用しているのは、「成行注文」「指値注文」「対当値段注文」「逆指注文」の4種類です。

またマーケットの状況によっては、どの注文も必ずしも成立することが保証されているわけではないので注意が必要です。

売買注文の種類について [成行注文]

この注文は価格を指定しない注文です。 「いくらの価格でもいいから買いたい、もしくは売りたい」 という状況のときに利用します。

但し、対当する(相手方となる)注文が少ない、もしくはない場合、一部または全てが約定しない可能性があります。またマーケットの状況によっては、現在値より大きく離れた価格で成立するケースあり、注意が必要です。

成行注文は次に説明します指値注文より優先的に約定されます(価格優先)。同じ成行注文であれば、先に出した注文が優先的に約定されます(時間優先)。

各注文条件は、約定条件と組み合わせて発注する必要があります。

売買注文の種類について [指値注文]

「○○円以下で買い」「○○円以上で売り」という条件付き注文です。

この注文は指定価格、もしくはそれより有利な価格でのみ成立する注文です。「いくら以下なら買いたい、いくら以上なら売りたい」という条件付注文です。

例えば、「東京金を3,000円の指値注文で買い」という注文が成立する場合、必ず3,000円以下の約定価格で成立します。商品取引所の取引価格が3,000円を上回っている間は成立しません。3,000円以下での買いの指値注文ですので、成立する場合の価格は3,000円かもしれないですし、2,999円かもしれません。これはその時のマーケットの状態に依存します。

各注文条件は、約定条件と組み合わせて発注する必要があります。

売買注文の種類について [対当値段注文]

価格を指定しないで発注する売買注文であり、受付時の注文状況(板状況)に応じて、以下の通りに取り扱われます。

約定条件がFaSの場合

  • 1. 反対サイドに注文がある場合、反対サイドの最良気配値と約定し、残注文は当該約定価格の指値注文として板に登録されます。
  • 2. 反対サイドに注文がない場合、反対サイドに注文がない為、その注文はキャンセルされます。
  • 3. 反対サイドにも同サイドにも気配がない場合、その注文はキャンセルされます。

約定条件がFaSの場合【反対サイドに注文があるケース】

気配値
枚数 枚数
10 3,004  
20 3,003  
  3,002  
30 3,001  
10 3,000  
  2,999  
  2,998  
  2,997  
  2,996 20
  2,995  

買を50枚FaSで発注

気配値
枚数 枚数
10 3,004  
20 3,003  
  3,002  
30 3,001  
10 3,000 50
  2,999  
  2,998  
  2,997  
  2,996 20
  2,995  

反対サイドの最良気配値
3,000円の買指値として登録

気配値
枚数 枚数
10 3,004  
20 3,003  
  3,002  
30 3,001  
  3,000 40
  2,999  
  2,998  
  2,997  
  2,996 20
  2,995  

3,000円で10枚が約定
残りの40枚は板に残る

約定条件がFaSの場合【反対サイドに注文がないケース】

気配値
枚数 枚数
  3,004  
  3,003  
  3,002  
  3,001  
  3,000  
  2,999  
  2,998  
  2,997  
  2,996 20
  2,995  

買を50枚FaSで発注

気配値
枚数 枚数
  3,004  
  3,003  
  3,002  
  3,001  
  3,000  
  2,999  
  2,998  
  2,997  
  2,996 20
  2,995  

注文はキャンセル
※反対サイドに注文がないため、注文はキャンセルされる

各注文条件は、約定条件と組み合わせて発注する必要があります。

売買注文の種類について [逆指注文]

発注時に指定する注文条件が有効となる価格を指定して発注する注文であり、その指定価格の条件(「買いの場合○○円以上」「売りの場合○○円以下」)をマーケットで満たした場合に、あらかじめ指定していた注文条件(成行注文、指値注文)が有効となる注文です。

従いまして、「逆指注文」の発注時には[1.コンバート条件(価格)]と [2.コンバート後の注文条件]を指定する必要があります。 また取引所で注文を受付けた時点で、既にマーケットで[1.コンバート条件(価格)]を 満たしている場合は、即[2.コンバート後の注文条件]が有効になります。

※弊社の取引ツールでは[1.コンバート条件(価格)]をトリガー価格といいます。
※弊社の取引ツールでは[2.コンバート後の注文条件]を指値といいます。


○○円以上になったら「買い」、○○円以下になったら「売り」というのはあまりメリットが なさそうな条件のように思えますが、主に損切り(損を確定して決済すること)時の ストップロスとして用いられることが多いです。

例をあげて説明します。
東京金を3,000円で買ったトレーダーが、2,950円以下の価格が付いたら損切りしよう と考えた場合、「逆指-成行」を[コンバート条件(価格)=2,950円]と指定して発注しておきます。 その後マーケット価格が2,950円以下となった時、この注文は「成行」で 登録/執行されますので、2,950円前後で約定する可能性が高くなる為、 比較的ストップロスには適しているというわけです。

※「逆指-成行」はマーケット状況によっては発注した全枚数が成立しない場合があり、 また成立価格も保証できるものではありませんので、流動性の低い銘柄・限月に対して 「逆指注文」を発注する際は充分な注意が必要です。

各注文条件は、約定条件と組み合わせて発注する必要があります。

約定条件について

各注文条件に約定条件を組み合わせて発注する必要があります。 ただし、注文の性質によって選択できない約定条件があります。

  • 1. Fill and Store (FaS):約定できる数量は約定し、残枚数は板に残る。
  • 2. Fill and Kill (FaK):約定できる数量は約定し、残枚数はキャンセルされる。
  • 3. Fill or Kill (FoK):全量約定するか、全量約定できない場合はキャンセルされる。

サーキットブレーカー制度(Circuit Breaker:CB)について

価格の連続性を維持し、急激な価格変動を防止するための制度です。
サーキットブレーカー幅(SCB幅)は夜間立会開始時に、前営業日の日中立会の終値を基に設定されます。
例えば、東京金の前営業日の終値が4,000円、SCB幅が800円の場合であれば、発注可能価格の上限は4,800円、下限は3,200円となります。

◆概要
※即時約定可能値幅外で注文が対当した場合、30秒間、立会が一時中断(DCB:Dynamic Circuit Breaker)されます。
※DCB中は注文受付を行い、板合わせから再開いたします。
※即時約定可能値幅は基準値段を基に設定されます。
※基準値段は原則として直近約定値段です。
◆注意事項
※寄付板合わせ時(日中立会、夜間立会とも)には即時約定可能値幅は設定されません。
※引板合わせ時(日中立会、夜間立会とも)には即時約定可能値幅内で注文が対当した場合に約定が成立します。
※DCB後の板合わせ時には即時約定可能値幅内で注文が対当した場合に約定が成立します。
※サーキットブレーカー後の板合わせ時には即時約定可能値幅は設定されません。
※FoKではDCBは発動しません。
※即時約定可能値幅は定期的に見直しされます。