戻り高値更新の相場展開へ

    • 更新日:19/03/25
戻り高値更新の相場展開へ 

今週の日経平均株価、ドル・円想定レンジ:
 ・日経平均株価 21100円 – 21850円
 ・ドル・円 110円50銭 – 112円50銭

今週のポイント:
 ・米中貿易摩擦協議の進展を見極め(首脳会談4月から6月以降へ)
 ・19日-20日FOMCの議事要旨の内容、20日パウエル議長の発言
 ・国内機関投資家は、決算対策のひと段落で様子見へ


今週の東京株式市場は、強弱感対立する中、戻り高値を更新しながら振幅のある相場を想定。25日移動平均線21323円と5日移動平均線が、21.331円がサポート。75日移動平均線が、21057円。テクニカル面で上値を目指す為には、12日高値21568円を今週早々に奪回できないと日柄、値幅での調整が長引く可能性がある。


テクニカル   日経平均
22195.60円– 週足一目均衡表先行スパン2
21983.07円– 200日線
21950.73円– 52週線
21937.77円– ボリンジャーバンド25日+2σ
21713.18円– 週足一目均衡表の基準線
21630.76円– ボリンジャーバンド25日+1σ
21556.90円– 26週線
21568.21円– 高値
21450.85円– 15日終値 サポート
21376.73円– 15日寄付
21374.85円– 15日安値
21368.19円– 一目均衡表転換線
21331.37円– 5日移動平均線
21323.74円– 25日移動平均線
21286.55円– 100日移動平均線
21087.85円– 一目均衡表基準線
21077.61円– 週足一目均衡表の転換線
21057.47円– 75日移動平均線


戻り高値トライ相場の中、上値を試すも足の速い相場を想定する。国内景気は、先週15日開催された日銀の金融政策決定会合で輸出、海外経済、鉱工業生産が下方修正された。景気動向指数も景気の下降局面を示しており国内景気の減速傾向が顕著になっている。米国経済は、弱い数値もあるもののしっかりとした経済指標もあり堅調。隣国中国は、数値自体の信用性は無いが、米中貿易交渉での対応や新車販売、貿易統計等で国内景気は、減速していることが伺える。全人代では、大規模な経済支援策が発表された。

1. 2兆元(33兆円規模)の減税
2. 社会保障料の減額
3. 国有銀行による中小企業への融資を30%超増加させる

企業の減税が中心で、付加価値税を製造業で16%~13%に下げ、公的年金保険料をの企業負担分を18-20%を16%まで下げる支援策。 米中貿易交渉の経緯と相まって上記の経済対策を好感して上海株式市場、米国株式市場も戻り高値を更新している。4月に米中首脳会談開催で合意予定が、6月以降に延期されたもよう。しばらくは、株式の材料としては、楽観論支配のままでペンディングの気配濃厚。


テクニカル面では、25日・75日の両移動平均線を先週金曜日14日に割り込んだが翌日15日には、回復。世界的な株式の戻り相場局面に日本株も歩調を合わせた値動きになっている。5日と25日移動平均線を上回っているうちは、上昇傾向継続か。


今週は、あまり材料の無い中で米国のFOMCとパウエル議長の会見を注目せざる終えない。内容的には、FRBの保有資産圧縮の終了宣言を行うかどうかが注目されている。


日本国内の機関投資家は、3月末の決算要因から決算数値の調整売買は、まだ発生するが、大方は、終了であろう。これから日本株式市場の参加者は、海外ファンドのウエイトがこれまで以上により高くなる時期で国内と合わせて目先筋比率が非常に高くなると思われることから日中の相場での上下動は、高い相場展開と考えている。


今週の経済指標:
   18日:貿易収支 2019年2月速報
       2月の首都圏マンション販売
       ユーロ圏貿易収支 2019年1月(EUROSTAT)
       米3月NAHB住宅市場指数
   19日:独景況感指数 2019年3月(ZEW)
       英雇用統計 2019年2月(国立統計局)
       米製造業新規受注 2019年1月(商務省)
       米連邦公開市場委員会(FRB、20日まで)
   20日:金融政策決定会合議事要旨公表 1月22-23日分(日本銀行)
       独生産者物価指数 2019年2月(連邦統計庁)
       英消費者物価指数 2019年2月(国立統計局)
       英生産者物価指数 2019年2月(国立統計局)
   21日:●春分の日
       英小売売上高指数 2019年2月(国立統計局)
       英中銀政策金利公表(BOE)
       米製造業景況指数 2019年3月(フィラデルフィア連銀)
       米景気先行指数 2019年2月(カンファレンスボード)
   22日:消費者物価指数 2019年2月(総務省)
       ユーロ圏国際収支 2019年1月(ECB)
       ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2019年3月速報(Markit)
       ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2019年3月速報(Markit)
       米卸売在庫 2019年1月(商務省)
       米中古住宅販売統計 2019年2月(全米不動産協会)


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