日米企業決算反応相場

  • 更新日:19/07/22
今週の日経平均株価、ドル・円想定レンジ:

・日経平均株価 21000円 – 21800円
・ドル・円 106円80銭 – 108円50銭

今週の株式相場は、来週30-31日のFOMCを見据えた相場展開となるであろう。利下げ幅が、0.25%-0.50%に対する市場の思惑と日米企業の決算が変動要因。


日米企業の決算発表が本格化するため影響力ある企業決算は、目先日米株価の変動要因となるであろう。先週の動きから市場参加者が少ない日本株市場で海外勢の目先筋が出てきたことから上下に乱高下した展開。日米ともに企業業績が重要な株価の変動要因だけに今週から本格化する決算内容が重要となる。


株価が下落するリスク要因は、中東情勢と米中貿易協議関連のコメントには、注意が必要となろう。


今週のポイント:

日米企業決算発表本格化

今週から日米企業業績の発表が本格化する。業績や事業環境を巡る企業からのアナウンスに一喜一憂する展開が見込まれる。23日はトラベラーズ、ユナイテッド・テクノロジーズ、ビザ、24日は日本電産、信越化学、アドバンテスト、キヤノン、AT&T、テスラ、フォードモーターズ、25日は富士通、日産自動車、富士電機、スターバックス、マイクロエレクトロニクス、26日は東京エレクトロン、NTTドコモなどが決算発表を迎える。特に半導体関連企業の業績動向には注目が集まることになるだろう。


中東情勢

ホルムズ海峡などで風雲急を告げる動きは、特にこの1カ月ほどの間に目立った。6月中旬の安倍晋三首相のイラン訪問時に起きた日本企業のタンカー攻撃に始まり、イランによる米軍の無人機撃墜やトランプ米大統領のイラン攻撃命令とその中止、イランのタンカーの拿捕、英国タンカーの拿捕未遂など、きな臭い事件が連日報じられてきた。


米国防総省は19日、サウジアラビアの米軍駐留を再開すると発表した。米メディアによると、米軍がサウジに駐留するのはイラク戦争のあった2003年以来16年ぶり。米サウジ連合でイランをけん制する狙いがある。同日にはイラン革命防衛隊が英国の石油タンカーを拿捕(だほ)するなど、中東地域の緊張が一段と高まっている。


米中貿易協議

トランプ大統領は、G20で中国が米国製大豆など農産物の大量輸入を合意したのに実施されていないとの不満を述べた。関税の第4弾は、延期されているが遅々として進まない協議に対して来年の選挙を見据え挑発のステージは、レベルアップしてくることが考えられる。


中国共産党機関紙・人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」の編集長は、英語のツイートで、中国の輸入業者が米国産農産物の購入に向けた準備を始めたと述べ、両国が近く対面協議を再開する可能性を示唆している。


為替の円高傾向

参議院選挙も終わりこれから日米貿易交渉が本格的に始まる。日本と米国が、農産品と自動車で互いに譲歩する内容の通商合意に向けて協議を進めており、両国の首脳が9月にニューヨークで会う際に合意を締結する可能性があることが、貿易交渉に詳しい業界筋の話で16日、明らかになった。


交渉の中心は、自動車関連と米国産農産物。貿易赤字削減を目標にしているトランプ大統領としては、すんなり交渉妥結となるか。為替条項につての話題も出てくることが考えられ円高要因としてこれから浮上してくる可能性であろう。


今週の主な経済指標:

22日: 6月コンビニエンスストア売上高(16:00) 
23日: 6月全国百貨店売上高(14:30) 
          英国、保守党党首選出予定 
          米 5月FHFA住宅価格指数(22:00) 
          米 6月中古住宅販売件数(23:00) 
24日: 米 6月新築住宅販売件数(23:00) 
25日: 6月企業向けサービス価格指数(8:50) 
          ECB 定例理事会(ドラギ総裁会見) 
          独 7月 Ifo 景況感指数(17:00) 
          米 6月耐久財受注(21:30) 
          米 6月製造業受注(21:30) 
26日: 米 4-6月期 GDP(21:30) 

日経平均 テクニカル&サポート:

21857.13円– ボリンジャー:+1σ(13週) 
21767.10円– ボリンジャー:+1σ(26週) 
21754.27円– 新値三本足陽転値 
21698.33円– 均衡表雲上限(週足) 
21655.79円– ボリンジャー:+1σ(25日) 
21556.73円– 200日移動平均線 

21466.99円– 7月19日日経平均株価引け値

21440.71円– 5日移動平均線 
21439.22円– 75日移動平均線 
21420.03円– 25日移動平均線 
21400.63円– 13週移動平均線 
21356.79円– 均衡表転換線(日足) 
21354.21円– 均衡表基準線(日足) 
21326.28円– 均衡表雲上限(日足) 
21295.61円– 26週移動平均線 
21283.68円– 均衡表基準線(週足) 
21261.01円– 均衡表雲下限(週足) 
21184.27円– ボリンジャー:-1σ(25日) 
21036.93円– 均衡表転換線(週足) 
20948.50円– ボリンジャー:-2σ(25日) 
20944.12円– ボリンジャー:-1σ(13週) 
20855.77円– 均衡表雲下限(日足) 
20824.12円– ボリンジャー:-1σ(26週) 
20712.74円– ボリンジャー:-3σ(25日) 


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