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説明
「ストキャスティクス」は、「%K」と「%D」の2本の線から構成されるクロスポイントを売買のタイミングとすることにより、機械的な判断を可能としている点に特徴があります。
「%K」は過去における一定期間(通常は5日間を基準とします)の価格レンジの中で当日の終値が相対的にどのレベルにあるかを0から100までのパーセンテージで表します。
「%D」は「%Kライン」をさらに3日間で修正して、数値の変動をより滑らかにしたものです。
基本的な読み方は、「%Dライン」が70%以上の時に「%Kライン」が「%Dライン」を下抜ける(=デッドクロス)と「売りサイン」、「%Dライン」が30%以下の時に「%Kライン」が「%Dライン」を上抜ける(=ゴールデンクロス)と「買いサイン」とします。
ワンポイント
考案者によると、「%Dライン」が85%以上、15%以下の時に出たサインは信頼度が高いとされています。
さらに、そのような状況で「%Kライン」と「%Dライン」のクロスが3回繰り返されると信頼度はさらに高まります。
「%Kライン」が相場の動きに対してあまりにも敏感であり過ぎるため、ボックス圏の極めて限られた範囲でしか有効性を見出すことができないという観点から、「%Dライン」の3日移動平均線を「スロー%Dライン」と定義し、「%Dライン」と「スロー%Dライン」からなるスロー・ストキャスティクスも考案されています。
基本的な読み方はストキャスティクスと同じです。
基本的な判断と読み方 | |
---|---|
%Dライン70%以上で デッドクロス |
売りサイン |
%Dライン30%以下で ゴールデンクロス |
買いサイン |
- RSI
- (価格変動の過熱度合いから相場の反転を判断したい)
- ストキャスティクス
- (売買タイミングをシステマティックに判断したい)
- MACD
- (信頼性が高く使いやすいテクニカルツールで売買ポイントを探りたい)
- OBV
- (出来高と価格の動きから相場の方向性を判断したい)
- RCI
- (日付と価格の関係からトレンドを判断したい)
- DMI
- (相場の方向とトレンドの強さが知りたい)
- ウィリアムズ%R
- (短期売買に適した敏感なツールがほしい)
- サイコロジカルライン
- (市場参加者の心理状態を見極めたい)
- 移動平均線乖離率
- (価格と移動平均がどれぐらい離れているかで売買ポイントを判断したい)
- VR
- (価格の上げ下げと出来高の関係から価格の割安・割高を判断したい)
- CCI
- (値動きのサイクルを前提として売買ポイントを判断したい)